デジット(棒パズル) マッチ棒パズルのようなボードゲームのルールと家族で遊んだ感想を紹介

2023年09月

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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!

今回はまるでマッチ棒パズルのような対戦型カードゲーム デジット(棒パズル)遊んでみました!

とはいえ。

実を言うと私、マッチ棒パズルってやったことないんですよね。

デジタル全盛の子どもたちも当然やったことはないだろう、と思ったら実は学校で遊んだことがある様子。

ううむ。ちょっと意外。

 

この記事では主に

  • デジット(棒パズル)のルール
  • デジット(棒パズル)のさまざまな遊び方
  • デジット(棒パズル)を家族で遊んだ感想

について紹介しています。

家族と盛り上がれるボードゲームを探している人や、購入するか悩んでいる人、遊び方が知りたい人はぜひ参考にしてみてください!

商品情報
原題:DIGIT
材質:紙製木製
対象年齢:8歳~
プレイ人数:1~4人
プレイ時間:約25分
準備:
カード、木製スティック
発売元:
株式会社ジーピー
ゲームデザナー:ゲルハード・E・コディス
カードサイズ:5.8cm x 縦9cm
販売価格:\1,760円(税込み)

デジット(棒パズル)ってどんなボードゲーム?

デジット(棒パズル)はマッチ棒パズルのように、5本の木製スティックを動かして図形を作り、カードに描かれた図形(お題)と一致すれば手持ちのカードを捨てることができます。

この作業を繰り返し、手札をすべて失くしたプレイヤーが勝利するというボードゲームです!

ルールは実に簡単。

ゲームがスタートしてしまえば一切文章を読む必要もないので、小さな子どもでも簡単に遊べちゃいます。

頭を柔らかくする必要があるので、知育玩具としても効果を発揮してくれそうです。

デジット(棒パズル)の内容物

デジット(棒パズル)の内容物について紹介します。

①木製スティック 5本
②カード     55枚
③説明書     1枚

①木製スティック

木製スティック 5本

青色の木製スティックです。

小さく軽いのでスペースは取らないのですが、ちょっと失くし易そうですね。

収納用の小袋が付いているので、プレイ後は忘れずにしまいましょう。

②カード

図形カード 55枚

さまざまな図形の描かれたカードです。

図形はすべて異なるデザインで1つも被りがありません。

ツカヤ
ツカヤ

55パターンもよく考えたな~

③説明書

説明書 1枚

デジット(棒パズル)のルールが書かれた説明書です。

株式会社ジーピーのURLも記載してあるので、気になる方はチェック!

デジット(棒パズル)のゲームの準備

デジット(棒パズル)のゲームの準備について紹介します。

①カードをシャッフルする
②木製スティックで図形を作る
③カードを配る

①カードをシャッフルする

すべてのカードをよくシャッフルしましょう。

ヒンドゥーシャッフル(よく見るトランプの混ぜ方)だとよく混ざらないので、ファローシャッフル(カードを横から入れる)の方がおススメです!

ただし、スリーブ無しでヒンドゥーシャッフルにチャレンジするとカードを痛める場合があるので注意。

②木製スティックで図形を作る

カードをシャッフル後、カードを1枚めくり表側で場に出します。

カードに描かれた図形を確認。

図形の通りに木製スティックを並べ替えましょう。

それがゲームスタート時点の図形になります。

③カードを配る

図形作成後、各プレイヤーにカードを5枚ずつ配ります。

小さい子どもがいる場合は、配る枚数を減らすのもアリ。

デジット(棒パズル)の勝利条件

手持ちの図形カードをすべて出し切ることができたプレイヤーが、そのゲームの勝者です。

その他のプレイヤーは手持ちのカード枚数に応じて失点します。(手札が2枚なら2失点)

あらかじめ決めておいたゲーム数が終わった時点で、失点数がもっとも少ないプレイヤーが優勝です!

デジット(棒パズル)のルールと遊び方

デジット(棒パズル)のルールと遊び方を紹介します。

この章では4つの遊び方の内、もっとも一般的なスタンダードルールで遊ぶ場合についてです。

①スティックを動かす
②手札と図形を比較する
③手番を回す

①スティックを動かす

最年少のプレイヤーからゲームをスタート!

時計回りに順番でプレイしていきます。

ツカヤ
ツカヤ

公式で最年少プレイヤーが指定されるの初めて見ましたね~

ターンを迎えたプレイヤーは、場に出された棒のうち1本を動かして図形を作ります。

②手札と図形を比較する

完成した図形と手札に描かれた図形を比較します。

ツカヤ
ツカヤ

比較するのは、手札のどのカードでもOK!

 

作成した図形と一致した手札のカードを場に捨てることができます。

逆に手札のカードと、場の図形が一致しなかった場合は山札から1枚カードを引きましょう。

ただし、ターンプレイヤーが図形を一致させることが出来なかったとしてもカードが場に捨てられるパターンがあります。

ターンプレイヤーが作った図形と、他プレイヤーの手札の図形が一致した場合、そのプレイヤーは「一致している」と宣言。

宣言したプレイヤーは、一致したカードを捨てることができます。

このとき、ターンプレイヤーは図形とカードを一致させることが出来なかったわけですが、山札からカードを引く必要はありません。

お得!!

③手番を回す

ターンプレイヤーのプレイ終了後、他プレイヤーに手番を回します。

①~③を繰り返しながら、ゲームを進めていきましょう。

図形の比較方法

場の図形とカードの図形を比較する場合は、上下左右に回転させたり、左右反転(鏡像や線対称ってやつですね)する場合でも図形が一致したとみなします。

知恵だけでなく頭の柔らかさも試されますね!

ツカヤ
ツカヤ

パッと見で図形が一致していなくても、諦めずに見比べのがポイント!

●左右反転(鏡像・線対称)

●上下回転(さかさま)

●左右回転

デジット(棒パズル)のスタンダードルール以外の遊び方

デジット(棒パズル)のスタンダードルール以外の遊び方を紹介します。

①棒パズル プラス
②棒パスル ソリティア
③棒パズル オープン

①棒パズル プラス

ターンプレイヤーはスティックを1本動かします。

場の図形とカードの図形が一致すれば、カードを1枚捨てることが可能です。

その後、プレイヤーは追加でスティックを1本動かします。

最初と同様、場の図形とカードの図形が一致すればカードを1枚捨てることが可能。

図形が一致しなくなるまで、この手順を繰り返します。
(手札が無くなったら、その時点で終了)

ターンプレイヤーは図形が一致しなくなるか手札を出し切った時点で、手持ちのカードが5枚になるようにカードを山札から引きましょう。

次プレイヤーに手番を移します。

カードを補充するさいに、手札を5枚に出来なくなった時点でそのゲームは終了。

各プレイヤーは捨てた手札の枚数を数えます。

あらかじめ決めておいた回数ゲームをプレイしたあと、もっとも捨てた手札の数が多いプレイヤーが優勝です!

●補足
手番を次プレイヤーに移したタイミングで、前プレイヤーが作った図形が次プレイヤーのカードと一致する場合があります。


そのさいはスティックを動かさず、一致した手持ちのカードを捨てることが可能です。

②棒パスル ソリティア

1人プレイ用(ソロプレイ)の遊び方です。

手持ちにある5枚のカードを場に表向きで置きます。

棒を1本だけ動かし、場の図形とカードの図形が一致するか確認しましょう。

図形を一致させることが出来たら、一致したカードを場に捨てます。

その後、山札からカードを1枚引きましょう。
(手札が5枚になるように維持する)

図形が一致しなかった場合は、再度棒を1本動かします。
(一致するまで棒を動かし続ける)

追加で動かした回数1回につきマイナス1点として記録。

山札がなくなるまでこの手順を繰り返し、山札が切れたらゲーム終了。

できるだけ低い点数で抑えられるよう目指しましょう!

ツカヤ
ツカヤ

黙々とパズルを解きたい人にはおススメの遊び方ですね

●ソリティアの公式評価は以下

0 ~ -5点実にすばらしい!
-6 ~ -10点とてもよい
-11 ~ -15点よい
-16 ~ -20点まあまあ
-20点を越えた改善の余地あり!

③棒パズル オープン

棒パズルオープンでは、スタンダードかプラスのどちらかの遊び方を選択。

ルールはそのままに、各プレイヤーは手持ちのカードを表向きで公開した状態でゲームをプレイ。

カードを公開することで他プレイヤーの図形を知ることができるため、ゲーム中にどうやってパズルを解いていくのか計画を立てやすくなります。

駆け引きも生まれますが、パズルを解くのが苦手な小さな子どもと遊ぶ場合は助言をしやすくなりますね。

オープンは遊び方の1つというよりも、応用ルールとしての側面が強いです。

デジット(棒パズル)を家族で遊んだ感想

ぶっちゃけ私はパズルが苦手なので、この手のボードゲームには苦手意識(子供の頃にマッチ棒クイズで遊ぶことを嫌がっていたレベル)があったのですが、デジットは普通に遊べましたね。

パズルを構成するスティックの本数が少ないからか、線対称とか回転がありだからなのか?

ただ、個人的にはもっとみんなでワイワイできる要素が欲しかったな~。

妻の感想

運要素がかなり強いゲームだと思う。

カードによって描かれた図形の複雑さが全然違うから、手札によってはぜんぜんカードを出すことが出来ない。

救済措置としてサポートカード、みたいなのがあると運要素が下がっていい感じになると思う。

ツカヤ
ツカヤ

棒を動かす権利+1回や手札の入替、みたいなのがあると確かに助かったかも

娘の感想(中学生)

さかさまにしたり鏡写しにしたり、いろんな角度から見て図形が一致した瞬間がすごくおもしろかった!

ツカヤ
ツカヤ

純粋にパズルとして楽しんでくれたのが、ちょっと意外でした。
ごめんね娘よ。

息子の感想(小学生)

棒で形を作るのが楽しかった!

作りたい形があったのに、前の人に別の形に変えられちゃったりするのがおもしろい。

ツカヤ
ツカヤ

息子君は対戦型ゲームとして楽しめたみたいですね!

デジット(棒パズル)の評価

小学生との盛上り度★★
中学生との盛上り度★★
大人との盛上り度★★

 デジット(棒パズル)の微妙な点 

  • 声を出すこともなくビジュアル的にも地味なので盛り上がりに欠ける
  • 運に左右される要素が強い

 デジット(棒パズル)の良い点 

  • 難しいルールが一切ないので、パズルさえ解ければ小さな子どもでも遊べる

今回は昔懐かしいマッチ棒クイズを彷彿とさせるボードゲーム デジット(棒パズル)を遊んでみました!

ルールがシンプルで、ゲームがスタートしてしまえば文字を一切読まなくていいことから小さなお子さんでも簡単にプレイできます!

線対称や回転でみて見たり、頭の柔らかさが重要となってくるため、大人よりも子どもの方が柔軟に対応できることもあり年齢を気にせずに遊ぶことが可能です。

パズルゲームなのに対戦型というのも意外性があって面白いですね。

 

ただ、個人的に微妙に感じた点もいくつか。

1つが運にかなり左右される点。

上下左右の反転や鏡写しなど、さまざまな角度から図形の一致を目指すわけですが、手札の内容によってはまあ揃わない。

自分だけ一向にカードを捨てられず、手札が増え続けるなんて悲惨な事態になることも。

もう1つが、ぶっちゃけ盛り上がらない!!

個人単位でいえば図形を一致させたときに、よし! とはなるんですが、絵図らが地味なせいなのかコミュニケーションを取る必要性が低いためなのか、場の雰囲気がいまいち盛上りませんでした。

 

インストが簡単で幅広い年齢に対応できる反面、盛り上がりに欠けることもあり家族でワイワイ楽しみたい方には少しおすすめし辛いゲームです。

どちらかというと、個人でもくもくとパズルを解きたい人におすすめ。

 

他にも面白いボードゲームをたくさん紹介していますので、よかったら別の記事も読んでみてくださいね!!

 

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