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こんにちはツカヤです!
今回は2018年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたボードゲーム ザ・マインド(The Mind)を遊んでみました!
2019/6/30に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(以下 ガキ使)でも取り上がれたことがあるので、聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか?
小さな数字を順番に出していくだけの簡単ルールながら、普通のボードゲームと大きく違う点が1つ!!
ゲーム中は無言でプレイしないといけません!
うん。無理じゃね?
一風変わったルールを課してくるザマインド(The Mind)ですが、果たして面白いのでしょうか?
この記事では主に
- ザ・マインド(The Mind)のルール・遊び方
- ザ・マインド(The Mind)を遊ぶ上でのコツ
- ザ・マインド(The Mind)を家族で遊んだ感想
について紹介しています。
家族と盛り上がれるボードゲームを探している人や、購入するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください!
商品情報 ジャンル:協力系 材質:紙製 対象年齢:8歳~ プレイ人数:2~4人 プレイ時間:20分 準備:カード 発売元:アークライト ゲームデザナー:Wolfgang Warsch 販売時期:2018年 販売価格:\1,800円(税込み) |
目次
ザ・マインド(The Mind)ってどんなゲーム?
ザ・マインド(The Mind)は、数字の小さなカードを順番に出していき手札を0にすることを目指す協力型ボードゲームです!
「それだけ? じゃあ、楽勝じゃん」
って、思いますよね?
だけど、このボードゲームの難しいところはコミュニケーションが禁止というところ。
言葉で説明することはもちろん、手振りや表情といったジェスチャーも禁止。
そんな無茶振りの中、周りの雰囲気を察して手札のカードを出していきます。
ぶっちゃけ、メチャクチャ難しいです(笑)
ザ・マインド(The Mind)の上級版もあるので、興味のある方は是非!
ザ・マインド(The Mind)の内容物
ザ・マインド(The Mind)の内容物について紹介します。
・数字カード 100枚
・レベルカード 12枚
・手裏剣カード 3枚
・ライフポイントカード 5枚
・説明書 1枚
数字カード
全100枚からなるカードです。
1~100の数字が書かれており、各プレイヤーは配られた数字カードを出し切ることを目的にします。
レベルカード
全12枚からなるカードです。
カードにはレベルと、コミカルなイラストが書かれています。
成功ボーナス(レベル2、3、5、6、8、9)
プレイヤーはレベル2をクリアしたとき、成功ボーナスとして手裏剣カードを1枚ゲットできます!
避けていたカードの中から手裏剣カードを1枚取り、場に置きましょう。
プレイヤーはレベル3、5、6、8、9をクリアしたときも成功ボーナスを受け取ることができます。
成功ボーナスには手裏剣カード以外にも、ライフポイントカードを貰えることがあります。
成功ボーナスがある場合は、レベルカードの右下にその内容がアイコンで表示さているのでチェックしてみましょう。
(手裏剣カードのアイコンが描かれていた場合、手裏剣カードを1枚ゲット)
なんてお得!!
手裏剣カード
全3枚からなるカードです。
なぜ手裏剣?
手裏剣のイラストが書かれており、このカードを使うと各プレイヤーは手札の中で1番低い数字のカードを捨てることができます。
手裏剣カードを使用する場合は、各プレイヤーはいつでも自分たちが保有している手裏剣カードの仕様を提案することが可能です。
全プレイヤーがその提案を受け入れたら、手裏剣カードを使用します。
手裏剣カード使用後、ゲームを再開しましょう。
使いどころが難しいですが、上手く使うことができれば一気にゲームが楽になります!
ライフポイントカード
全5枚からなるカードです。
表表紙を飾る謎のウサギ(?)のイラストが書かれています。
なんとなく神々しい雰囲気。
プレイヤーが数字カードを出した場合に、その数字カードよりも低い数字カードを持っていたプレイヤーはすぐに「ストップ!」と言ってゲームを一時中断します。
その後、場に用意したライフポイントカードを1枚取り除きましょう。
ライフポイントカードを取り除いたあと、間違って出された数字カードよりも低い数字カードを手札に持っているプレイヤーは数字カードを場に出し脇に避けておきます。
失敗したペナルティとして、ライフポイントを1点失うということですね。
ライフポイントカードが0枚になったらゲームオーバーです!
説明書
ザ・マインド(The Mind)のルールや心構え(?)が書いてあります。
プレイ人数によるライフポイントカード枚数などを把握するのに役立ちますよ。
ザ・マインド(The Mind)のゲームの準備
ザ・マインド(The Mind)のゲームの準備について紹介します。
①カードを場に置く
②数字カードをシャッフルする
③数字カードをプレイヤーに配る
①カードを場に置く
場にライフポイントカードと手裏剣カード、レベルカードを置きます。
(カードの枚数はプレイ人数によって変化します)
プレイ人数2人 | レベルカード:1~12枚、ヒットポイントカード:2枚、手裏剣カード:1枚 |
プレイ人数3人 | レベルカード:1~10枚、ヒットポイントカード:3枚、手裏剣カード:1枚 |
プレイ人数4人 | レベルカード:1~8枚、ヒットポイントカード:4枚、手裏剣カード:1枚 |
上記のカードは全プレイヤーで共通です。
余ったライフポイントカードと手裏剣カードは、ゲーム開始時は必要ないので脇に避けておきましょう。
レベルカードは上からレベル1、レベル2、レベル3と低い数字が上にくるようにカードを重ねていきます。(レベルカードの山を「レベルの山」と呼ぶ)
②数字カードをシャッフルする
数字カード100枚をすべてシャッフルしましょう。
枚数が多いので我が家では3山ぐらいに分けてシャッフルしています。
(シャッフルが甘いとカードが偏るので念入りに)
③数字カードをプレイヤーに配る
各プレイヤーに数字カードを裏側にして配りましょう。
配る数字カードはレベルによって異なります。
レベル1なら1枚、レベル2なら2枚、レベル3なら3枚といった具合です。
ザ・マインド(The Mind)の勝利条件
ザ・マインド(The Mind)の勝利条件はただ1つ!
レベルの山を0枚にすることです。
とてもシンプルで分かりやすい!
ただし達成するのはメチャクチャ難しい(笑)
ザ・マインド(The Mind)のルールとゲームの流れ
ザ・マインド(The Mind)のゲームの流れを紹介します。
①集中フェイズ
②カードを出す
③レベルクリア
④次のレベルへ進む
①集中フェイズ
各ラウンド開始前に各プレイヤーは集中力を高めます!
これから始まるレベル(ラウンド)の開始に向けて充分な集中力が得られたと感じたプレイヤーは、片方の手のひらをテーブルの上に置きましょう。
全プレイヤーが手を置いたら、テーブルから手を離してラウンド開始です。
我が家では配られた数字カードを確認したあと、「スタートしていい?」と確認してからゲームを始めています。
集中力を高めて云々が小学生にはピンとこなかったらしく、こっちの方がスムーズに始められました。
②カードを出す
ラウンドが始まったら、各プレイヤーは場の中央の捨て山に手札の数字カードを出していきます。
プレイヤーの手番は決まっていないので、自分が1番低い数字を持っていると確信したプレイヤーから数字カードを出してOKです。
1人のプレイヤーが連続で数字カードを出してもいいし、ずっと数字カードを出さないのもOK。
ただし、数字カードを出すときは必ず以下の点に注意しましょう!
●情報共有禁止
プレイヤーは他プレイヤーと手札の情報を共有してはいけません。
具体的に言うと
・手札を見せる
・ジェスチャー
・合図を送る
・出す順番を相談する
・手札の情報を伝える 等
といった行為は禁止です。
ううむ、難しい(笑)
●数字カードは低い順に出す
捨て山に置く数字カードは、必ず数字の低い順に置かないといけません。
67 → 70 → 83 みたいに数字カードを重ねて出します。
67 → 79 → 70 と数字を飛ばして出すことはできません。
●各カードは個別に出す
手札の数字カードは1枚ずつ個別に出さないといけません。
37、38と数字カードが手札にあったとしても、2枚まとめて出すことはできないということです。
37の数字カードを出したあと、すぐに38の数字カードを出すのはOK。
③ラウンド終了
全プレイヤーが手札の数字カードを出し切ったら、そのラウンドは終了。
レベルクリアです!
④次のレベルへ進む
ラウンドが終了したら、次のレベルに進みましょう。
レベルの山の1番上のカードを箱にしまいます。
捨て札と山札の数字カードをひとまとめにしてシャッフルし、次に挑戦するレベルと同じ枚数の数字カードを各プレイヤーに配りましょう。(レベル3なら各プレイヤーに配る数字カードは3枚)
再びラウンドスタートです。
ゲームの終了
最後のレベルをクリアし、レベルの山が1枚も無くなったらゲーム終了です。
プレイヤーたちの勝利です!
ただし、ゲーム中にプレイヤーたちの保有するヒットポイントが無くなった場合もゲームは終了。
この場合はプレイヤーたちの敗北となります。
新たなる挑戦!
プレイヤーたちが無事勝利した場合、ただちに「ブラインドモード」に突入します。
ゲーム終了時に保有していたヒットポイントと手裏剣はそのままに、新たにレベル1からゲーム開始です。
ただし、重要な点が1つ!!
ブラインドモードでは、プレイヤーは場に出すカードを公開しません。
数字カードを伏せたまま数字カードを捨て山に出していき、各ラウンド終了後に捨て山の数字カードを低い順に出されているか確認しましょう。
このとき、1枚でも正しい順番で出されていない数字カードがあった場合、プレイヤーたちはヒットポイントを1点失います。
それ以外のルールは変更なしです。
いや、ムリでしょ(笑)
はたしてクリアできる猛者はいるのでしょうか?
ザ・マインド(The Mind)をプレイするコツ
ザ・マインド(The Mind)は無言でプレイする異色のゲームです。
「無言でどうやってゲームをクリアするの?」
という当然の疑問ができまよね?
大丈夫です。
ザマインド(The Mind)にも、裏ワザというかコツがあります。
ズバリ、時間経過です。
1や6といった小さい数字をもっているプレイヤーは我先にとカードを出そうし、逆に80や90といった大きな数字をもっているプレイヤーは中々カードを出そうとしません。
もちろん、同じ数字でもプレイヤーによって出すタイミングは異なりますが、何度もプレイしていると次第に誰がどの程度の時間でカードを出すのかが分かってきます。
そういったグループ独自の時間感覚を把握することで、徐々にゲームをクリアできるようになってくるんですね。
我が家では息子君がちょっとでも数字が大きくなるとカードを出すのが遅くなるので、その感覚を掴むまでにとても苦労しました(笑)
ザ・マインド(The Mind)を家族で遊んだ感想
ぶっちゃけこんなの1レベルもクリアできなくない? と思っていたのですが、やってみるとあら不思議。
普通にクリアできませんでした(笑)
(なにが不思議なのか)
これはゲーム選び失敗したかな?
と思ったのですが、折角買ったしなあと貧乏性が働きゲームを続行。
何度もレベル1と2を往復することになったものの、ゲームを続けるうちに不思議と誰がどのタイミングでカードを出すのかが分かってきて、気付けばレベル5まで普通にいけるようになっていました。
正直結構難しいですが、子供たちの喰いつきも良く、ノーミスでクリアできた時は皆で大はしゃぎ!
我が家ではしばらくブームが続きました(笑)
妻の感想
最初はぜんぜんクリア出来なかったけど、何度もプレイするうちに誰がどんな動きをするのか把握できてくる感じが楽しいゲームだった。
個人的にはかなり当たりのゲームだと思う。
娘の感想(中学生)
誰がどれくらいの大きさの数字をもっているのかを読み合うのが面白かった。
成功するのが1番だけど、失敗したときも皆でワイワイ騒げるから楽しい。
息子の感想(小学生)
数字カードを出して、ストップって言われなかったときがスゴク楽しい!
ザ・マインド(The Mind)の評価
今回はザ・マインド(The Mind)を遊んでみました!
無言でどうやって遊ぶんだと最初は疑問でしたが、思った以上に盛り上がる良ゲーでしたね。
とはいえ、このゲームの面白さは実際にプレイしてみないと分からないというのが正直なところ。
傍から見ていると無言でカードを出し合っているだけですからね(笑)
とはいえ、個人的にはかなり大当たりのゲームでした!
小学生との盛上り度 | ★★★★☆ |
中学生との盛上り度 | ★★★★☆ |
大人との盛上り度 | ★★★★☆ |
ザ・マインド(The Mind)の微妙な点
- 最初はぜんぜんクリアできない
- コミュニケーションに重点を置きたい人には不向き
ザ・マインド(The Mind)の良い点
- ノーミスクリア出来たとき、メチャクチャ盛上る
- 数字カードを出す瞬間の緊張感が良い
- 次第に生まれてくる一体感が心地良い
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