スペイン発のカードゲーム VSウイルス!累計販売数100万個の大人気ゲームを徹底解説

2023年07月

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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!

今回はスペインで生まれた大人気カードゲーム VSウイルス(スペイン名:ViRUS)を遊んでみました!

日本ではあまり聞かないかもしれませんが、運要素も駆け引きも楽しめる中々奥深いカードゲームです。

ツカヤ
ツカヤ

この記事では主に

  • VSウイルスのルールと遊び方
  • VSウイルスの評価
  • VSウイルスを実際に遊んだ家族の感想

について紹介しています。

家族と盛り上がれるボードゲームを探している人や、購入するか悩んでいる人は、
ぜひ参考にしてみてください!

商品情報
ゲームの種類:カードゲーム
対象年齢:8歳~
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:20分
準備:カード

日本での発売年:2019年
発売元:株式会社学研ステイフル

パッケージサイズ:
W125×H175×D40mm
カードサイズ:W58×H88mm
販売価格:\1,980円(税込み)

VSウイルスってどんなカードゲーム?

VSウイルスがどんなカードゲームなのか紹介していきます。

①カードゲーム VSウイルスのストーリー
②健康な身体を作ってウイルスに打ち勝とう!
③全世界で累計100万個販売

①カードゲーム VSウイルスのストーリー

世界中の猛威、おもしろさ大感染!!

トランヒス記念病院の警報が鳴る。研究室の研修生が気づいたときにはもう遅すぎた。

空っぽだと思っていた収納容器にウイルスが入っていたのだ!

容器にぴっしりと付着していた実験段階のウイルス変種が、いまや建物中に広まり猛威をふるっている。それを防げるのはあなただけだ!

したたかにライバルの動きをブロックし、勝利を獲得せよ!パートランド・ラッセルは「人類を救えるのはただ一つ、協力することだ」と言ったが、このゲームには通用しない!

VSウイルス説明書より引用

②健康な身体を作ってウイルスに打ち勝とう!

VSウイルスは全68枚(ブランクカード2枚含むと70枚)のカードを使って、健康な身体を作ることを目的としたカードゲームです。

ルールは簡単、4色のからだパーツを自分の場に揃える!

たったこれだけです。

実に簡単ですね。実際、我が家の小学生の息子君も1~2回ほどプレイしたらすぐにルールを
覚えてくれました。

「簡単すぎて詰まらなさそう」

なんて思った人もいるかと思いますが、ご安心ください。

実際には後述する薬やウイルス、医療カードが飛び交うのでそう簡単には揃えることができません。

③全世界で累計100万個販売

2015年にスペインで発売されたカードゲームであるVSウイルス

日本ではあまり知名度は無いようですが、実はヨーロッパで大ヒットしているカードゲームなんです!

日本語版以外にも英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など様々言語で発売されており、世界での累計販売数は100万個を記録!!

日本では、知育玩具や文具で知られる株式会社学研ステイフルから発売されています。

VSウイルスの内容物

VSウイルスの内容物について説明します。

①カード 70枚
 からだパーツカード 21枚
 ウイルスカード   17枚
 薬カード      20枚
 医療カード     10枚
 プランクカード   2枚

②説明書 1枚

①カード

VSウイルスで使用されるカードは全70枚(内ブランクカード2枚)。

このカードを使用してからだパーツを揃えたり、他プレイヤーのからだパーツが揃うのを妨害したりします。

カードの種類は以下の全5種類(詳細は後述)。

・からだパーツ 21枚(青、赤、黄、緑 各5枚 + マルチカラー1枚)
・ウイルス   17枚(青、赤、黄、緑 各4枚 + マルチカラー1枚)
・薬      20枚(青、赤、黄、緑、マルチカラー 各4枚)
・医療     10枚(カードによって枚数異なる)
・ブランク   2枚

②説明書

VSウイルスのゲームの流れやカードの詳細など、いろいろな情報が書かれています。

医療カードには様々な効果があるので、馴れるまでは説明書をすぐに読める場所に置いておくと便利ですよ。

私は今でもちょいちょいカンニングします(笑)

VSウイルスのゲームの準備

VSウイルスのゲームの準備について紹介します。

①カードをシャッフル
②カードを配る
③山札を置く

①カードをシャッフル

ブランクカードを除く全カードを良くシャッフルします。
(ブランクカードをオリジナルカードとして使っている場合なら混ぜてもOK)

②カードを配る

各プレイヤーに3枚ずつカードを配ります。

③山札を置く

残ったカードは各プレイヤーの中央に山札として置いておきます。

VSウイルスの勝利条件

からだパーツを自分の場に各4色揃えることが出来ればゲームの勝者です!

ただし、マルチカードが場に出ている場合は全5色揃える必要があります。

VSウイルスのゲームの流れ

VSウイルスのゲームの流れについて紹介します。

①アクション選択
②カードを引く
③ターンを渡す

①アクション選択

自分のターンになったらアクションを1つ選択します。

パスは出来ないので注意してください。

選択できるアクションは以下の2つ。

カードを使う

手札にある3枚のカードから1枚のカードを選択して使用します。

・からだパーツ・・・自分の場に出す
          同じ色のからだパーツは出せません

・ウイルス  ・・・他プレイヤーのからだパーツに付けて妨害する

・薬     ・・・自分のからだパーツに付けてウイルスから守る

・医療    ・・・特別な効果を持ったカード。
          他プレイヤーの体を奪ったりできます

カードを捨てる

手札に出したいカードが無い場合は、好きなカードを選択して捨てます。

捨てるカードは1枚でも3枚でも好きな数を捨ててOK。

②カードを引く

アクション終了後、手札が3枚になるように山札からカードを引きます。

手札1枚なら2枚、手札0枚なら3枚引くといった具合。

③ターンを渡す

カードを引いたら、左隣りのプレイヤーにターンを渡します。

VSウイルスのカードの詳細

VSウイルスで使用するカードの詳細について紹介します。

①からだパーツカード
②ウイルスカード
③薬カード
④医療カード
⑤ブランクカード

①からだパーツカード

からだパーツは全部で21枚(青、赤、黄、緑 各5枚 + マルチカラー1枚)。

ゲームに勝つために必須となる重要なカードです。

ゲームに勝つには4色の健康なからだパーツ(ウイルスが付いていない状態)を自分の場に出す必要があります。

同じ色のからだパーツを複数置くことは出来ないので注意してください。

マルチカラーのからだパーツが場に出ていれば、5つ目のからだパーツを置くことができます。

内4枚が健康なら勝利です。

②ウイルスカード

ウイルスは全部で17枚(青、赤、黄、緑 各4枚 + マルチカラー1枚)。

なんともいえないデザインのキャラクターが書かれていますが、その役割は凶悪。

ウイルスカードは、他プレイヤーのからだパーツや薬を破壊することができる妨害カードです。

ただし、ウイルスは同じ色のからだパーツと薬にしか付けることはできません。

感染

からだパーツに同じ色のウイルスカードが1枚置かれている状態を感染と呼びます。

感染状態のからだパーツは健康ではないので、4色のからだパーツを揃えても勝利できません。

破壊

からだパーツに2枚のウイルスカードが重ねられた時点で、そのからだパーツは破壊されます。

破壊されたからだパーツは、重ねられたウイルスと一緒に捨て札の山に移動しましょう。
(全部で3枚のカードを移動する形)

無効化

ウイルスによって、からだパーツに付けられたワクチンを破壊します。

からだパーツに付けられワクチンとして働いている薬カードの効き目を失くすことができちゃうんです。

からだパーツに重ねられていた薬とウイルスは、2枚とも捨て札の山に移動します。

③薬カード

薬カードは、ウイルスからからだパーツを守るために使うカード

ウイルスを退治したり、感染を防いだりすることが出来るガード用のカードですね。

薬カードは同じ色のからだパーツやウイルスにしか効かないので注意。

治療

薬を使ってウイルスを破壊します。

感染しているからだパーツの上に重ねられたウイルスカードを捨てることができます。

薬とウイルスのカードは、捨て札の山に移動しましょう。

ただし、薬カードは同じ色のウイルスカードにしか使えません。

ワクチン

薬カードを使うことで、からだパーツを守ることができます。

同じ色の感染していないからだパーツの上に、薬カードを重ねておきましょう。

このからだパーツを感染させるには、薬カードを無効化しなければいけません。

免疫

薬カードを使って、からだパーツに免疫をつけることができます。

薬カードを2枚、からだパーツに重ねることで免疫をつけることが可能です。

薬カードが2枚重ねられた状態だと、ウイルスからの攻撃が無効にされ、医療カードの効果も無効にされます。

無敵状態ですね!

免疫状態であることを表すために、薬カードは横向きにしておきましょう。

ただし、薬カードは同じ色のものしか重ねられません。

青の薬カードの上に、赤の薬カードは重ねられないということですね。

④医療カード

ゲームの流れを変えることができる、強力な効果を持ったカードが医療カードです。

自分に有利な展開に持ち込んだり、他プレイヤーの健康な体を奪い取ったりできます。

アクションの際にカードを全員に見せてから、医療カードを捨て札の山に置いてから効果を使いましょう。

①くしゃみ
自分のからだパーツに感染しているウイルスを、他プレイヤーのからだパーツにくっ付けることが出来ちゃいます。

複数のプレイヤーを対象にすることができますが、ワクチン状態のからだパーツや、すでに感染しているからだパーツは対象に選択できません。

②強奪
他プレイヤーからからだパーツを1つ選択して、自分の場に移動することができます。

健康、ワクチン、感染に関係なく奪うことができますが、免疫状態のからだパーツは選択できません。

また、自分の場にあるからだパーツと同色のからだパーツは奪えないので注意です。

このカードで完成間近の健康な体を奪われたときは、思わず叫んじゃいましたよ(笑)

③移植
2人のプレイヤー間でからだパーツを1つ交換することが可能です。

プレイヤーのどちらかが同じ色のからだパーツを複数持つことになる場合や、免疫状態のからだパーツをのぞいて、どんなからだパーツとも交換できちゃいます。

ニヤニヤとウイルスを付けてきた相手に、この医療カードを使って交換してやったときは気分が良かったですねえ(笑)

④手袋
このカードを場に出したプレイヤーを除いて、全プレイヤーは手札をすべて捨てます。

手札を捨てられたプレイヤーは、自分のターンになったら手札が無いので、山札からカードを3枚になるように引きましょう。

手札を補充したプレイヤーは、そのままターンを左隣のプレイヤーにターンを移します。

⑤アクシデント
自分の場のからだパーツと他プレイヤー1人の場のからだパーツを、ウイルスや薬ごとすべて交換できちゃう強力なカードです。

からだパーツの数の差や免疫の有無に関係なく、問答無用で全交換できる強力な効果なので1発逆転が狙えちゃいますよ。

なお、手札は交換されません。

⑤ブランクカード

ブランクカードは、カードを無くしたときの予備やオリジナルのカードとして使用できるカードです。

我が家では予備として取ってありますが、オリジナルの医療カードとか作ったら面白いかもですね。

マルチカラーカードとは

マルチカラーカードには、からだ・ウイルス・薬の3種類が存在します。

マルチカラーカードは対象とするカードの色に関係なく使用することが可能な、とても強力なカードです。

マルチカラーの薬カードは、どんな色のウイルスカードやからだパーツにも効果を発揮しますが、その反面どんな色のウイルスカードによっても無効化されてしまいます。


青色のからだパーツの上に、マルチカラーカードを置く。
その上に赤色の薬カードを置く。

VSウイルスを遊んだ家族の感想

小学生の息子君でも遊べて勝てる!

これだけでもかなり盛り上がることが出来ましたね。

妻や娘ちゃんをウイルスで攻撃していたら、ノーマークだった息子君がさらっと体を揃えていて普通に負ける。

なんて場面もチラホラ。

駆け引き、運、両方の要素があるので平等な感じで遊べるのが良い感じでした。

妻の感想

上がれる! と思ったら集中砲火されて場が更地にされちゃった。

運が良ければ勝てるんじゃなくて、他プレイヤーに目を付けられないように立ち回るのが重要な気がする。

運要素の強いゲームはあまり好きじゃないけど、意外と駆け引きの要素が強くて面白かった。

娘の感想(中学生)

私だけ勝てない!

きて! ってタイミングでからだパーツが来てくれない(泣)

面白いんだけど、私には運がないみたい。

息子の感想(小学生)

楽しかった!

3枚まで揃ったときに体を壊されたときは、スゴク悔しかったけど、パパたちにも勝てるから楽しい!

(息子君は悔しすぎて泣いちゃうときもありました。すぐに立ち直りましたけどね(笑))

VSウイルスの評価・まとめ

小学生との盛上り度★★★★
中学生との盛上り度★★★
大人との盛上り度★★★★☆

 VSウイルスの微妙な点 

  • 長引く時はとことん長引く
  • スタートプレイヤーがやや有利

 VSウイルスの良い点 

  • 運要素もあるので小学生でもゲームに勝つことが出来る
  • 運だけでなく駆け引きの要素もある
  • ルールが簡単なのですぐに遊べる

今回はウイスルに負けずに健康な体を作るカードゲーム VSウイルスを遊んでみました!

ルールが簡単で覚えやすく、色によって直感的にプレイできるので小学生の子供でも遊べるカードゲームでした。

実際、小学生である息子君がサクッと勝利したりと子供でも普通に大人に勝てちゃいます。

よほど楽しかったのか、「からだのゲームやる!」と毎日言うぐらい息子君はお気に入りになったようです(笑)

駆け引きの要素もあるので大人でも普通に楽しめるため、家族で遊ぶにはかなりおススメできるゲームですね!

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