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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!!
みなさんはラブレターってもらったことありますか?
なにを隠そう僕は……
もらったことがないです!!(知ってた)
いやね、非モテを極めた学生の頃はラブレターなんて都市伝説だと思っていましたからね。ラブレターについて語っているクラスメイトがいようものなら「アイツ正気か!?」と驚愕してましたよ。マジで。
「ラブレターってなに??」
なんて若いキミはお父さん、お母さんに聞いてみよう!!
そんな都市伝説の存在に翻弄されていた僕が今回紹介するのは、5分という短時間でサクッと遊べ傑作ボードゲーム ラブレター(第2版)です。
ラブレターには旧バージョンの第1版が存在しますが、第2版はより遊びやすくリニューアルされた作品なので拘りがなければ第2版の購入をおすすめします。
この記事では主に
- ラブレターのルールと遊び方
- ラブレターを実際に遊んだ感想と評価
- ラブレターのカード一覧
- ラブレターの種類・コラボ品
について紹介しています。
商品情報 ジャンル:心理系ゲーム プレイ時間:5分~ 対象年齢:10歳~ プレイ人数:2~5人 発売元:アークライト ゲームデザイナー:カナイセイジ 販売価格:2,035円(税込) |
目次
ラブレターは5分で遊べる傑作ボードゲーム
ラブレターはたった5分で楽しめる傑作ボードゲームです。
手札の2枚のカードを使って他プレイヤーの手札を読み、脱落させていく心理系ゲームとなっています。
カードには他プレイヤーのカードを当てることで脱落せるものや、手札を捨てさせるもの、自分が不利になるものなどさまざまな効果のものが。
たった5分という短時間でサクッと遊べるのに、駆け引きの要素が強くかなり奥深いゲームとなっています。
ラブレターは2012年に同人版が発売されたあと、リニューアルされた製品版が販売されシリーズ累計販売数300万部を突破。日本以外の多くの国で遊ばれており多くの受賞歴があります。
ラブレターの受賞歴 ・2012年日本ボードゲーム大賞 ・2012年ダイスタワー賞:2部門受賞 ・2013年ゴールデン・ギーク賞:4部門受賞 ・2014年ドイツ年間ゲーム大賞 推奨リスト入り ・2014年ドイツゲーム賞4位 |
ラブレターの内容物
以下ラブレターの内容物です。
拡張カードは第2版となってから追加されたカードになります。
①ゲームカード 38枚(基本カード 16枚、拡張カード 22枚)
②一覧カード 10枚
③ルールカード 4枚
④羽ペンタイル 1個
⑤トークン 12個
⑥説明書 1枚
⑦カード効果解説書 1枚
ラブレターのカード一覧と効果を紹介
ラブレターのカード一覧と効果について紹介します。
基本カード一覧
カード名 | カード効果と枚数 | |
兵士 | 数字:1 枚数:5枚 他プレイヤーを1人選び、手札を当てることができたらそのプレイヤーを脱落させる | |
道化 | 数字:2 枚数:2枚 他プレイヤー1人の手札を見ることができる | |
騎士 | 数字:3 枚数:2枚 他プレイヤー1人を選び、手札の強さを比べる。数字の弱い方が脱落する | |
僧侶 | 数字:4 枚数:2枚 次の手番まで自分を対象とした効果を無効にする | |
魔術師 | 数字:5 枚数:2枚 自身を含めた任意のプレイヤーを選ぶ。選ばれたプレイヤーは手札を捨て、山札からカードを1枚引く | |
将軍 | 数字:6 枚数:1枚 他プレイヤーを1人選び手札を交換する | |
大臣 | 数字:7 枚数:1枚 大臣を引いた時点での手札の数字合計が12以上の場合に脱落する | |
姫(長女) | 数字:8 枚数:1枚 姫カードを捨て札にした場合、そのプレイヤーは脱落する |
拡張カード一覧
カード名 | カード効果と枚数 | |
町娘 | 数字:0 枚数:1枚 ゲーム終了時に数字が7になる | |
使用人 | 数字:1 枚数:5枚 自身を含む任意のプレイヤーを2人選び、手札を交換する | |
占い師 | 数字:2 枚数:2枚 山札の1番上のゲームカードを確認し、手札と交換する(交換しなくてもOK) | |
商人 | 数字:3 枚数:2枚 他プレイヤーを1人選び手札を確認。数字が3以下ならそのプレイヤーを脱落させる | |
執事 | 数字:4 枚数:2枚 捨て札にある場合、手札の数字を+2する | |
学者 | 数字:5 枚数:2枚 他プレイヤーを1人選び、手札の数字を比べる。数字の大きい方が脱落する | |
犬 | 数字:6 枚数:1枚 場に出すことができない | |
王太后 | 数字:7 枚数:1枚 捨て札の数字合計が5以上なら脱落する | |
女侯爵 | 数字:7 枚数:1枚 手札の数字合計が12以上の場合、女侯爵カードを場に出す(強制) | |
伯爵夫人 | 数字:8 枚数:1枚 伯爵夫人カードは場に出すことができない。山札がなくなった時点で手札にあった場合、そのプレイヤーは脱落する | |
姫(次女) | 数字:8 枚数:1枚 脱落したとき、山札から新しくゲームカードを1枚引いて復活する | |
姫(三女) | 数字:8 枚数:1枚 姫(三女)カードを捨て札にした場合、そのプレイヤーは脱落しラウンドが強制終了する | |
王子 | 数字:8 枚数:1枚 王子カードを捨て札にした場合、そのプレイヤーは脱落する | |
王 | 数字:8 枚数:1枚 王カードを引いた時点で、そのプレイヤーは脱落する |
ラブレターの準備
ラブレターの準備について紹介します。
拡張カードを使用する場合、基本カードと同じ強さの拡張カードと差し替える形でゲームをプレイしましょう。
派手なゲーム展開を望むときは差し替えを行わずに、拡張カードを追加してもOKです。
①ゲームカードをシャッフル
②ゲームカードを配る
③スタートプレイヤーの決定
①ゲームカードをシャッフル
ゲームカード16枚をよくシャッフルし山札として、場の中央に置きます。
シャッフル後に山札の一番上のゲームカードを1枚ウラ向きのまま取り、脇によけておきましょう。このゲームカードはそのラウンドでは使いません。
2人プレイの場合は追加で山札から3枚のカードをオモテ向きで取り、全プレイヤーに見えるように場に置いておきます。この3枚はゲームカードの残り枚数を推理に使用するので見えていてOK。
②ゲームカードを配る
各プレイヤーに山札から1枚ずつゲームカードを配ります。これがプレイヤーの初期手札です。
他プレイヤーには見えないように注意しましょう。
③スタートプレイヤーの決定
カードを配ったあと、羽ペンタイルの先を掴んでテーブルの上に落とします。
羽ペンタイルの先が示したプレイヤーがスタートプレイヤーです。
ラブレターのルールと遊び方
ラブレターのルールと遊び方について紹介します。
①ゲームカードを1枚引く
②手札のゲームカードを場に出す
③手番を左隣のプレイヤーに移す
①ゲームカードを1枚引く
ターンプレイヤーは山札からゲームカードを1枚引きます。
ゲームカードの中には手札に加えた時点で脱落になるものもあるので、引いたカードの内容はしっかり確認しましょう。
②手札のゲームカードを場に出す
ターンプレイヤーは2枚の手札の中から1枚を選択して場に出します。
場に出されたゲームカードの内、「使用」と書かれたゲームカードの効果は必ず実行されます。
「使用」と書かれていないゲームカードに関しては、個々の処理に従いましょう。
「大臣」のように場に出されても、なんの効果も発揮しないカードも存在します。
ゲームカードの効果によってプレイヤーが脱落した場合、そのプレイヤーは手札を捨て札としてオモテ向きで自身の前に置いておきましょう。
場に出したゲームカードは捨て札として自分の前に配置。捨て札はゲームカードの残り枚数を推理する材料となるので、なにが捨てられているのかはしっかりと見えるようにしておきます。
③手番を左隣のプレイヤーに移す
場に出したゲームカードの処理が終わったら、左隣りのプレイヤーに手番を移します。
左隣のプレイヤーが脱落していた場合は、そのプレイヤーを飛ばしてください。
ラウンドの終了条件が満たされるまで、①~③の手順を繰り返しましょう。
ラブレターの終了条件
ラブレターのラウンド終了条件は以下の2つです。
①山札がなくなった場合
②他プレイヤーを全員脱落させた場合
どちらからの終了条件を満たし、ラウンドに勝利したプレイヤーはトークンをゲット!
トークンを3つゲットしたプレイヤーがゲームの勝者です!!
なおトークンを使用しない、より短時間で終わるモードを選択することもできます。
①山札がなくなった場合
山札がすべてなくなり、その手番のプレイヤーの処理が終わった時点でラウンドは終了。
脱落しなかった全プレイヤーは手札のゲームカードを公開します。
もっとも数字の大きいゲームカードを出したプレイヤーがそのラウンドの勝者となり、トークンを1つゲット。ただし公開したゲームカードの数字が8だった場合、トークンを2つゲットすることができます。
数字が同じ場合は引き分けです。
②他プレイヤーを全員脱落させた場合
ゲームカードの効果によって自分以外の全プレイヤーを脱落させた場合、生き残ったプレイヤーがそのラウンドの勝者となります。
トークンを1つゲットです。
ラブレター第1版と第2版の違いを紹介
ラブレターの第1版と第2版の違いについて紹介します。
第1版 | 第2版 | |
カード枚数 | 48枚 | 52枚 |
プレイ人数 | 2~4人 | 2~5人 |
デザイン | – | 変更有 |
ラブレターの種類(バリエーション)/コラボ作品を紹介
傑作ボードゲームであるラブレターには多くの種類(バリエーション)やコラボ作品が発表されています。
おそ松さんラブレター
ラブレターと大人気TVアニメ「おそ松さん」とのコラボ作品です。
ダンガンロンパ絶望のラブレター
ラブレターをベースに「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の世界観を組み合わせたお手軽推理ゲームとなっています。
異世界ラブレター
ラブレターを異世界ラノベテイストにリメイクした作品です。
ケンニイムラ版ラブレター
かわいい絵本風のイラストになったラブレターです。
ラブレター恋文
ラブレター恋文はラブレターを和風テイストにアレンジした作品です。
ラブレターの評価
ラブレターの評価
3.75/5.00点
※評価の内訳や感想については記事内で紹介しています。
ラブレターの良かった点と悪かった点
ラブレターの良かった点と悪かった点について紹介します。
悪かった点
初見プレイだと楽しさが分かりにくい
ラブレターの悪い点として、初見プレイだと楽しさが分かりにくいことがあります。
ラブレターは手札の読み合いを楽しむゲームですが、運要素も強めなので序盤にサクッと負けてしまうことがあり
「なんだよ、ただの運ゲーじゃん」
となってしまうことが。
またカード効果をしっかりと把握するまでは戦略が立てにくいため、読み合いを楽しむには何プレイかゲームを遊んでカード効果を把握する必要があります。
良かった点
短時間でサクッと楽しめる
ラブレターは最短5分という短時間で読み合いを楽しむことができます。
心理系ゲームが5分で楽しめるのはかなり貴重。
寝る前のちょっとした時間に遊んだり、次の予定までの暇つぶしに活躍してくれます。
実力差を気にせずに楽しめる
ラブレターは他プレイヤーの手札を読み合うゲームではありますが、いい具合に運要素があるため読み合いが苦手な人でもゲームに勝つことができるんです。
実際、僕は小学生の息子に負けたことが何度もあります。アイツ運が強すぎるんだよ
ルールが簡単ですぐに遊べる
ラブレターはルールがシンプルなので誰でも簡単に遊ぶことができます。
カード効果さえ把握することができれば、小さな子供でもプレイ可能です。
ラブレターを実際に遊んだ家族の感想
ラブレターを実際に遊んだ家族の感想を紹介します。
妻の感想
短時間でサクッと終るのが良いね。ただ結構運に左右されるから、理不尽な思いをすることがあるのが気になるかなあ。
姫と大臣のセットですぐに脱落するとか。
娘の感想(高校生)
ある程度捨て札が出そろった時、自身のカードと見比べて相手の手札を予想し合うのが楽しかった。
拡張カードを入れることによって、また違う展開で遊ぶことができ、飽きない。
息子の感想(小学生)
カードの枚数が少なくて同じカードが何度もきて困っちゃった。姫ばっかりくるんだもん。
カードの効果でお姉ちゃんとかを脱落させられるところは面白かった!
ラブレターの口コミ
ラブレターの口コミを紹介します。
手軽に遊ぶる、という意見が多いようですね。
拡張版でさらに面白くなった傑作ボードゲーム ラブレター(第2版)
息子の評価(小学生) | ★★ |