最後の1枚はどうする?UNO公式ルールとローカルルール(非公式ルール)の違いを徹底紹介

2024年12月

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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!!

子供ころ家族や友達、親せきと数えきれないほど遊んだUNO(ウノ)

ドロー2を自信満々に出したら全員がドロー2を持っていて自分に返ってきたり、最後の1枚が記号カードだから上がれない、みたいな経験は誰でも1度はあると思います。

しかし、そんなルールが実は間違っていたとしたらどうでしょう?

 

今回の記事ではUNO(ウノ)の公式ルールと、実は公式ではなかったローカルルール(非公式ルール)の違いについて徹底紹介していきます。

ツカヤ
ツカヤ

この記事では主に

  • UNO(ウノ)の公式ルール
  • UNO(ウノ)のローカルルール
  • UNO(ウノ)の公式ルールとローカルルールの違い

について紹介しています。

商品情報
対象年齢:7歳~
プレイ人数:2~10人
プレイ時間:約10分
発売元:
マテル・インターナショナル
ジャンル:パーティー系ゲーム
販売価格:1,210円(税込)

目次

UNO(ウノ)の公式ルールを紹介

UNO(ウノ)の公式ルールとローカルルールの違いについて触れる前に、UNO(ウノ)の公式ルールについて簡単に紹介していきましょう。

①親プレイヤーを決める
②各プレイヤーにカードを配る
③山札のカードをめくる
④カードを出していく
⑤ターンを移す
⑥UNO(ウノ)を宣言する
⑦ゲーム終了
⑧山札が切れたときは?

①親プレイヤーを決める

各プレイヤーは山札からカードを1枚ずつ引きます。数字のもっとも大きなカードを引いたプレイヤーが親プレイヤーです。

画像の場合は「8」を出したプレイヤーが親。

なお、記号カードは「0」として扱います。

②各プレイヤーにカードを配る

親プレイヤーは自身を含めた全プレイヤーにカードを7枚ずつ配ります。残ったカードは山札として場の中央に置いておきましょう。

③山札のカードをめくる

親プレイヤーは山札の1番上のカードをめくり、山札の横に捨て札として置きます。

親プレイヤーの左隣のプレイヤーから時計回りにゲームスタートです。

④カードを出していく

各プレイヤーは以下のルールに従って手札のカードを出していきます。

数字カードを出す場合

捨て札の1番上の数字カードと「色」または「数字」が一致した数字カードを手札から1枚出すことができます。両方が一致する場合もOK。

記号カードを出す場合

捨て札の1番上の記号カードと「色」または「記号」が一致する記号カードを手札から1枚出すことができます。両方が一致する場合もOK。

ワイルドカードの場合のみ「色」「記号」「数字」をムシして出すことが可能です。

カードを出せない場合

手札からカードを出せない場合、または出したくない場合は山札からカードを1枚引きます。

そこで出せるカードが引けた場合はそのまま出してOK。ただし引いたカードと別のカードを出すのはNGです。

⑤ターンを隣のプレイヤーに移す

ターンプレイヤーがカードを出すか山札からカードを引いた後、左隣のプレイヤーにターンを移します。

⑥ウノを宣言する

手札が最後の1枚となったら「ウノ」と宣言します。

「ウノ」と宣言するのを忘れた状態で、次のプレイヤーがカードを捨てるまでの間に「ウノ」を宣言していないことを指摘されたらペナルティー。

宣言を忘れたプレイヤーは山札からカードを2枚引きます。

ツカヤ
ツカヤ

はい! ウノ言ってない!! ってよく言いましたよね~。
…言いましたよね?

⑦ゲーム終了

手札がなくなったプレイヤーが出たらその時点でゲーム終了です。

⑧山札が切れたときは?

UNO(ウノ)をプレイ中に山札が切れたときは、捨て札をすべてまとめてシャッフル。

新しい山札とします。

UNO(ウノ)のローカルルールと公式ルールとの違いについて紹介

それではお待ちかね。UNO(ウノ)のローカルルールと公式ルールとの違いについて紹介していきましょう。

当たり前だと思っていた「最後の1枚が記号であがれない」「ドロー2返し」の真相をお教えします!!

公式ルールとの違いにビックリすること間違いなしです。

①スタートプレイヤーの決め方
②スタート時の最初の一枚の扱いについて
③カードを複数枚まとめて出す
④最後の1枚の扱い
⑤記号カードあがり
⑥ドロー返し
⑦ドロー4の出すタイミング
⑧山札からカードを引く枚数
⑨ゲーム終了のタイミング

①スタートプレイヤーの決め方

ローカルルールの場合

ジャンケンや年齢の低い子がスタートプレイヤーとなります。

 

公式ルールの場合

各プレイヤーは山札の上からカードを1枚ずつ引いて公開。

もっとも数字の高いプレイヤーが親プレイヤーとなります。

じゃあ親プレイヤーがスタートプレイヤーかというと、違うんですね。

親プレイヤーの左隣のプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。ここがちょっと分かりにくい点ですね。

②スタート時の最初の1枚の扱いについて

ローカルルールの場合

ゲームスタート時に山札から出すカードが数字カード以外だった場合、カードを戻して新しいカードを場に出します。

 

公式ルールの場合

公式ルールではゲームスタート時のカードが記号カードだった場合でも、そのままゲームをスタートします。

記号カードは通常時と同じように処理。

ドロー2の場合は親プレイヤーの左隣のプレイヤーが2枚引きカードを出すことができず、スキップなら左隣のプレイヤーが飛ばされて次のプレイヤーに順番飛びます。

例外はドロー4のみ。ドロー4の場合は山札に戻してから、新しいカードを場に出しましょう。

③カードを複数枚まとめて出す

ローカルルールの場合

①同じ色・数字カードを重ね出し(2枚出し)することができます。

②色の異なる同じ数字カードをまとめて出すことができます。

③連番となっている数字カードをまとめて出すことができます。(例:1、2、3の数字カードをまとめて出す)

④同じ記号カードをまとめて出すことができます。(例:効果が連続して発動。ドロー2を2枚出した場合、左隣のプレイヤーに4枚引かせる)

 

公式ルールの場合

数字カード、記号カードに関わらずカードは1枚ずつしか出すことができません。

④最後の一枚の扱い

ローカルルールの場合

手札に残った最後の1枚が数字カード以外だった場合、ペナルティとして山札からカードを2枚引きます。

 

公式ルールの場合

最後の1枚が数字カード以外だとしてもペナルティは発生しません。カードを引く必要なし!

⑤記号カードあがり

ローカルルールの場合

記号カードを使ってあがることはできません。

記号カードあがりダメ絶対!

 

公式ルールの場合

記号カードであがっても問題はありません。

記号カードであがった場合、そのカードの効果を処理してからゲームが終了します。

容赦なくドロー4であがりましょう!

⑥ドロー返し

ローカルルールの場合

①ドロー2カードをドロー2カードで返す
ドロー2カードが出された場合、手札にドロー2があればそれを出すことができます。

例:プレイヤーAが出したドロー2に対してプレイヤーBがドロー2を出した場合、プレイヤーCがカードを4枚引く

 

②ドロー2カードをドロー4で返す
ドロー2カードが出された場合に、手札のドロー4カードを出すことができます。

例:プレイヤーAが出したドロー2に対してプレイヤーBがドロー4を出した場合、プレイヤーCがカードを6枚引く

 

③ドロー4カードをドロー4カードで返す
ドロー4カードが出された場合に、手札のドロー4カードを出すことができます。

例:プレイヤーAが出したドロー4に対してプレイヤーBがドロー4を出した場合、プレイヤーCがカードを8枚引く

 

公式ルールの場合

ドロー2、ドロー4に関わらずドロー系カードを出され場合、ドローカード返すことはできません。

手札にドロー系カードがあったとしても、山札からカードを引き左隣のプレイヤーにターンを移します。

ずっと当たり前だと思っていたカード大量に引かされるという、子供の頃なら涙目になる事態は本来ありえなかたってことですね。安心したような残念なような複雑な気分。

⑦ドロー4カードを出すタイミング

ローカルルールの場合

好きなタイミングでドロー4カードを出すことができます。

アイツあがりそうだからドロー4で妨害だ!!

 

公式ルールの場合

ドロー4カード以外に出せるカードがある場合は、ドロー4カードを出すことができません。

ただし反則行為として、他に出せるカードがあってもドロー4カードを出すことは可能です。

そのときドロー4カードを出されたプレイヤーは「チャレンジ」をコールすることができます。コールされたプレイヤーはコールをしたプレイヤーにのみ手札のカードを公開しましょう。

確認した結果、手札に出せるカードが本当になかった場合はドロー4カードの処理を実施後にペナルティとして追加で2枚引きます。(チャレンジコールをしたプレイヤーは計6枚引く)

確認した結果、手札に他に出せるカードがあった場合はドロー4カードを手札に戻したあとにペナルティとして4枚のカードを引きます。(ドロー4カードを出したプレイヤーが4枚引き、ドロー4カードが手札に戻る)

⑧山札からカードを引く場合

ローカルルールの場合

カードを出すことができないとき、場のカードと一致するカードが出るまで山札からカードを引き続けます。(例:場のカードが「緑8」なので、「緑」か「8」が出るまでカードを引き続ける)

 

公式ルールの場合

カードを出すことができないとき、山札から引いたカードが一致すれば出してもOK。

一致しなかった場合はそのまま次のプレイヤーの手番を移します。

⑨ゲーム終了のタイミング

ローカルルールの場合

プレイヤーのいずれか1人の手札が0枚になった時点でゲーム終了。

または残ったプレイヤーが1人になるまでゲームを続行し、あがった順に順位をつけます。(最初にあがった人が1位、次の人が2位)

僕は最後の1人になるまでゲームを続けていましたね。

 

公式ルールの場合

プレイヤーのいずれか1人の手札が0枚になった時点でそのラウンドは終了。

得点計算を行います。

あがれなかったプレイヤーの残りの手札が、最初にあがったプレイヤーの得点です。

何度かラウンドを続け、いずれかのプレイヤーの点数が500点になったらゲーム終了。最初に500点になったプレイヤーが勝利です!!

得点
数字カード数字の通りの得点となります。
「1」なら1点、「9」なら9点
ワイルド以外の記号カード20点
ワイルドカード50点

ワイルドカードの点数がヤバいですね。

UNO(ウノ)を2人プレイするときのルール

UNO(ウノ)を2人でプレイするときのルールを紹介します。

実はUNO(ウノ)には2人プレイ用の公式ルールが存在するんです!

とはいえ基本ルールは変わりません。一部の記号カードの程度なのでご安心を。

リバースカード・スキップカードの扱い

2人プレイ時はスキップカードとリバースカードの効果が同じものになります。

リバースカード・スキップカードを使った場合、続けて自分の手番になります。

 

ドロー2・ワイルドドロー4カードの扱い

ドロー2カード、ワイルドドロー4カードを使った場合は対戦相手にカードを引かせた後、そのまま自分の手番になります。

UNO(ウノ)の内容物

以下UNO(ウノ)の内容物です。

2016年リニューアル時に「シャッフルワイルド」「白いワイルド」が追加されています。

①数字カード 全76枚(「0」は各色1枚、「1」~「9」は各色2枚)
②記号カード 全36枚

カードの種類効果と枚数
スキップ計8枚(各色2枚)
次のプレイヤーの順番を飛ばす
リバース計8枚(各色2枚)
順番が逆回りになる
ドロー2計8枚(各色2枚)
次のプレイヤーに山札からカードを2枚引かせる
引いたプレイヤーは順番が飛ばされる
ワイルド計4枚
場に出したプレイヤーが好きな色を宣言する
次のプレイヤーは宣言された色のカードを出す
ワイルドドロー4計4枚
場に出したプレイヤーが好きな色を宣言し、次のプレイヤーにカードを4枚引かせる
引いたプレイヤーは順番が飛ばされる
シャッフルワイルド計1枚
全プレイヤーの手札を集めてシャッフル後、左隣のプレイヤーから順番にカードを1枚ずつ配る
その後、カードを出したプレイヤーは好きな色を宣言する
白いワイルド計3枚
自由に効果を書き込める
効果例:
自分がもう1度プレイできる
自分以外のプレイヤーはワイルドカードを全部捨てる

UNO(ウノ)を小さい子供と遊ぶさいに採用したいローカルルール

UNO(ウノ)を小さい子供と遊ぶさいに採用したいローカルルールについて紹介します。

我が家の子供たちが小さいときに採用していたローカルルールの中から、具合の良かったものを選んでいるのでよかったら参考にしてみてください。

①スタートプレイヤーはジャンケンで決める
②ドロー2カードおよびワイルドドロー4カードを抜く
③最初の1枚が数字カード以外だったら山札に戻して引き直す
④手札がなくなったプレイヤーが出たらラウンド終了
⑤先に3回勝ったプレイヤーが勝利

①スタートプレイヤーはジャンケンで決める

ジャンケンで勝ったプレイヤーをスタートプレイヤーとして時計回りにゲームを進めます。

②ドロー2カードおよびワイルドドロー4カードを抜く

カードを引かせる効果は子供が不貞腐れてしまうので、ある程度大きくなるまでドロー系カードはすべて抜いてゲームをプレイします。

我が家(というか僕)はローカルルール、ドロー返しを公式ルールだと思っていたので、かなり重要でした。

③最初の1枚が数字カード以外だったら山札に戻して引き直す

ゲームスタート時に山札から引くカードが記号カードだった場合、山札に戻して数字カードが出るまで引き直します。

④手札がなくなったプレイヤーが出たらラウンド終了

手札がなくなったプレイヤーが出たらその時点でゲーム終了。

小さい子が最後の1人になると不貞腐れてしまうので、勝ち抜け方式のローカルルールは採用していませんでした。

⑤先に3回勝ったプレイヤーが勝利

得点計算ではなく、先に3回勝ったプレイヤーが勝者となります。

UNO(ウノ)のシリーズを紹介

UNO(ウノ)のシリーズを紹介していきます。

販売されてから50年近く経つUNO(ウノ)には、たくさんのコラボ作品やバリエーションが発表されているんです!

UNO(ウノ)ポケットモンスター

UNO(ウノ)ポケットモンスターは大人気ポケットモンスターのイラストが描かれたUNO(ウノ)です。

ルール自体は普通のUNO(ウノ)と変わりませんが、イラストがあるので小さな子供でも受け入れやすくなっています。

ウノ(UNO) ディズニー100周年セレブレーション

UNO(ウノ) ディズニー100はディズニー創立100周年を記念して販売されたUNO(ウノ)のコラボ作品です。カードには大人気のディズニーキャラクターが描かれており、ファンにはたまらない作品。

基本ルールはUNO(ウノ)と変わりませんが、「ワイルド ミッキームービー」という特別カードが存在します。

UNO(ウノ) スーパーマリオ

UNO(ウノ)スーパーマリオは大人気ゲーム マリオのキャラクターがカードに描かれたUNO(ウノ)のコラボ作品です。

自分たちで好きなルールを書き込めるカードや相手が出したドロー2やドロー4を同じレベルで跳ね返せるスペシャルカードが入っています。

UNO FRIP!(ウノフリップ)

UNO FRIP!(ウノフリップ)はカードの両面に異なる数字やマークが書かれたUNO(ウノ)です。フリップカードと呼ばれるカードを場に出すとカードを反転してプレイしなくてはいけません。

「メチャクチャ強い手札だったのに、反転したらものスゴク弱くなった!?」

という具合の大富豪の革命的な一発逆転要素があります。

UNO(ウノ)ハンパねぇ!

UNO(ウノ)ハンパねぇ!はカードを10枚引かせることができるワイルドカードが大量に投入された、かなり攻撃的なUNO(ウノ)です。

通常のUNO(ウノ)では(非公式ルール)ローカルルールであるドローカード返しが公式ルールとなっており、勝利条件にもカードを持ちすぎるとゲームオーバーになるというものが追加!

派手な展開が好みの人におすすめです。

UNO(ウノ) アタック エクストリーム

UNO(ウノ) アタック エクストリームは運次第で天国にも地獄にも行くことになるド派手はUNO(ウノ)です。

カードをドローするさいに本体のボタンを押すことで、カードがびゅんびゅんと飛び出します!

ただし出てくるカードの量は運次第。

1枚も出ないこともあれば、大量に出ることも。

見栄えも抜群なのでパーティーなどにおすすめです。

UNO(ウノ)スタッコ

UNO(ウノ)スタッコは大人気ゲーム ジェンガとUNO(ウノ)を組合わせた新しいUNO(ウノ)です。

かなり斬新なので普通のUNO(ウノ)に飽きたという人はぜひ!

UNO(ウノ)柔軟にルールを採用して楽しく遊びましょう!

以上が最後の1枚はどうする?UNO公式ルールとローカルルール(非公式ルール)の違いを徹底紹介でした。

どうだったでしょうか?

何年も遊んできたんだからUNO(ウノ)の公式ルールなんて知ってるよ、と思っていた人でも

「最後の1枚って記号でもよかったの!?」

みたいな意外な発見あったのではないでしょうか?

とはいえゲームは楽しいのが1番。

ローカルルールを採用した方が楽しめる、ということであればムリに公式ルールを採用する必要はないと思います。

特に子供が小さいときは、やや難しく感じるルールがあるのも確か。

一緒にプレイする人や環境に合わせて柔軟にルールを採用しましょう!!

 

 

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