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こんにちはツカヤです!
今回はテレビやYouTubeなどで何度も取り上げられたこともある協力ゲーム iTO(イト)を遊んでみました。
プレイヤーは1~100の数字が書かれた手札のカードを、他プレイヤーと相談しながら小さい順に出していくカードゲームです。
ルールがとても簡単で皆でワイワイ相談しながら進めていくため、場がとても盛上りますよ!
iTO(イト)にはクモノイトとアカイイトの2つの遊び方が存在しますが、今回の記事ではクモノイトについて紹介していきます。
この記事では主に
- iTO(イト)クモノイトのルール
- iTO(イト)クモノイトを家族で遊んだ感想
について紹介しています。
商品情報 対象年齢:8歳~ プレイ人数:2~10人 プレイ時間:約30分 発売元:株式会社アークライト ゲームデザイン:326(ナカムラ ミツル) イラスト:326(ナカムラ ミツル) カードサイズ:63×88mm、44×63mm 販売価格:\2,200円(税込み) |
目次
iTO(イト)ってどんなゲーム?
iTO(イト)は1~100のカードを各プレイヤーに配り、「数字を口にしたらアウト!」という制限の中でテーマ(お題)に沿ってカードの数字を表現し合う協力型ボードゲームです!
テーマが「ゲームの人気」であれば、1が不人気のゲームで100が大人気のゲームです。
例としては、手札のカードの数字が80ならドラゴンクエストといった具合で表現します。
相手の表現したモノがどんな数字なのか予想しながら手札を出していき、全プレイヤーの手札が0になったらゲームクリア!
みんなと相談しながら手札の数字をどうやって表現するのか考えるのがとても面白く、たまに出てくるとんでも表現に思わず笑い声が上がります!
お題によっては終始とんでも表現が出ることも(笑)
ゲーム性としてはザ・ゲームやザ・マインドが近いですね。
お題という存在のおかげで、ゲーム難易度は両者と比べて低めなので小さな子どもを含めて遊ぶならこちらの方がおススメ。
iTO(イト)の内容物
iTO(イト)の内容物について紹介します。
①ナンバーズカード 100枚
②テーマカード 50枚
③ライフカード 2枚
④クモノシート 1枚
⑤説明書 2枚
①ナンバーズカード
ナンバーズカード:100枚
1~100の数字とイラストが描かれたカードです。
描かれたイラストは100枚すべて異なっており、なんとも味のある雰囲気があります。
箱の雰囲気とのギャップが良い感じ。
②テーマカード
テーマカード:50枚
1枚につき2つのテーマ(お題)が書かれたカードです。
2つの内どちらかのテーマを選択してゲームを開始します。
表がピンクの5枚は一般向けではなく大人向けのテーマです。
(恋愛系のネタが多いかな?)
とても多くのジャンルが存在しますが、その反面、小さな子どもと遊ぶには不向きなテーマも存在するのでゲーム開始前に取り除いておくとスムーズに遊ぶことができます。
▼iTO(イト) テーマカードのジャンルについて紹介した記事
iTO(イト)完全協力型ボードゲームのお題一覧 ジャンル分け紹介
なにも書かれていない白地のカードも存在するので、オリジナルのテーマを作りたいという方は是非活用してください!
③ライフカード
ライフカード:2枚
ハートが描かれたカードです。
現在のライフを表しており、ライフの増減に合わせてカードを裏返したり入れ替えたりします。
④クモノシート
クモノシート:1枚
くら~い穴の底に光り輝くクモノイトが垂れ下がったイラストが描かれたシートです。
この上にカードを出していきます。
⑤説明書
説明書:2枚
クモノイトとアカイイト、それぞれ1枚ずつ説明書が入っています。
iTO(イト)の終了条件
iTO(イト)の終了条件について紹介します。
●勝利条件 3rdステージをクリアする。 1回ゲームが終了するごとにステージが進み、3rdステージクリアで全プレイヤーの勝利となります。 ●敗北条件 ライフが0になったらゲームオーバーです。 全プレイヤー敗北となります。 |
iTO(イト)のゲームの準備
iTO(イト)のゲームの準備について紹介します。
①ナンバーカードをシャッフルする
②テーマカードをシャッフルする
③ライフカードを場にセットする
④クモノシートを場にセットする
①ナンバーカードをシャッフルする
すべてのナンバーカードをよくシャッフルし、裏向きで場にセット。
これを山札とし、この上から各プレイヤーにカードを1枚ずつ配ります。
手札の数字は他プレイヤーに見せないように注意しましょう。
開封してすぐは数字が寄っているので、念入りにシャッフルすることをおススメします。
めっちゃ高難易度で遊びたいなら別ですけどね(笑)
②テーマカードをシャッフルする
テーマカードをシャッフルし、裏向きで場にセットして山札とします。
ピンク色のテーマカードには大人向けのお題が書かれているため、子供とプレイする場合は取り除いておいた方が無難です。
③ライフカードを場にセットする
赤いハートが3つ描かれたライフカードを場にセットします。
もう1枚のカードは先頭のライフカードの下に重ねておきましょう。
④クモノシートを場にセットする
クモノシートを箱のフタにセットし、カードを出す場とします。
iTO(イト) クモノイトのルール(ゲームの流れ)
iTO(イト) クモノイトのルール(ゲームの流れ)について紹介します。
①プレイするテーマを決定
②手札の数字を表現
③フリートーク
④手札を出す
⑤ステージクリア
⑥次ステージの準備
①プレイするテーマを決定
テーマカードの山札の上から、カードを2枚くらい引きます。
全プレイヤーでうまく話せそうなテーマを相談し、テーマを1つ選びましょう。
それがそのステージでの、会話テーマになります。
周りの反応から盛上らなさそうなお題だな、と思ったら追加でテーマカードを引くのもアリ。
選ばなかったテーマカードは使用しないので、脇に避けておきましょう。
②手札の数字を宣言
各プレイヤーはテーマに沿った言葉で、手札の数字を宣言します。
テーマが動物の大きさなら、アリ! とかクジラ! みたいな感じですね。
同じ数字でも人によってぜんぜん違う表現になるので、宣言を聞くだけでもかなり楽しめます。
順番は決まっていないので、思いついたプレイヤーから自由に宣言してOKです。
ただし、手札の数字を直接口に出すのはNG。即ゲームオーバー!!
数字表現のルール ●なるべく名詞で表現 例:ゴリラ、ネコ ●どうしても名詞が出なければ形容詞でもOK 例:ゴリラよりもちょっと小さい生き物 ●補足を入れると尚よし 例:ちょっとガタイの良い子どものゴリラ ●表現は何度変更してもよし 例:ゴリラじゃなくてサイかな ●複数のプレイヤーが同じ言葉で表現してもよし 例:私はキリン! え? 俺もキリンなんだけど ●質問し合い、情報をすり合わせる そっちのキリンてオス? メス? |
③フリートーク
手札のナンバーカードを場に伏せたあと、フリートークスタートです。
フリートークはテーマに沿った内容なら自由にしてOK。
存分に話し合っちゃってください!
個人的にこのゲームで一番楽しい瞬間ですね。
1度宣言した表現は何度変更してもOK。
会話を通してより適切な表現を目指しましょう!
④手札を出す
フリートーク中、誰でも好きなタイミングで手札を場(クモノシート)に出すことができます。
カードを出すときは必ず各プレイヤーに宣言してから出しましょう。
相談なしで勝手に出しちゃダメってことですね。
手札が0枚になったとしても、会話には参加できるので最後までゲームを楽しみましょう!
失敗ダメージ ナンバーカードは小さい順(1→100の昇順)に場に出していきます。 もし自分よりも大きな数字のカードが場に出された場合、即ストップと言ってゲームを中断しましょう。 各プレイヤーは出せなくなったカードをすべて表向き(数字が見れる状態)で場に出し、カードの枚数を数えます。 そのカードの枚数と同じだけライフを減らしましょう。 (出せなかったカードが2枚なら、ライフは2点減る) ライフの処理が終わったら、ゲームを再開します。 ライフが0になった場合はゲームオーバーです。 |
⑤ステージクリア
全プレイヤーの手札が0枚になり、まだライフが残っていればステージクリアです。
次のステージに進みます。
クリアしたステージが3rdステージだった場合、ゲームクリアです!
⑥次ステージの準備
ステージクリアのボーナスとして、ライフを1点回復します。
ただし、ライフ上限は3点なので4点以上にはなりません。
また、2人プレイの場合はライフは回復しないので注意!
使用したナンバーカードをすべて集め、山札に加え再度シャッフルします。
シャッフル後、ナンバーカードの山札からカードを配りましょう。
配るカードの枚数はステージが進むごとに1枚ずつ増えていきます。
(2ndステージなら2枚、3rdステージなら3枚という具合)
準備が完了したら、再度テーマを決定しゲーム再開です。
モモちゃん発見(3rdステージ限定) ナンバーカードの山札からカードを1枚引き、表向きで場に出します。 3rdステージでは手札の数字を宣言するときに、追加でモモちゃんの宣言を行いましょう。 宣言の内容は全プレイヤーで相談して決定します。 ●相談例 テーマが「生き物の大きさ」 モモちゃんが32の場合 プレイヤーA「これはネコ!」 プレイヤーB「いやいや、これはウサギでしょう」 プレイヤーC「じゃあ、32はネコってことで」 プレイヤーD「モモちゃんがネコなら、俺はネズミかな?」 |
iTO(イト)を家族で遊んだ感想
率直な感想として、価値観の違いにビビらされた(笑)
同じような数字のはずなのに、例えで出てくるモノが自分の中のイメージとぜんぜん違うから、これが価値観の違いか、と。
意外だったのは大人と子供間で違いが出るだけでなく、大人同士でも結構な違いがあること。
特に我が家では妻と私で年齢が違いので、そうそう変わらなんだろ、と思って油断していたら意外なチョイスが出てきたり、逆に私が混乱させてしまったりとなかなかカオスな展開に(笑)
回を重ねるごとにプレイヤー同士の理解度が増していくのも面白いところ。
プレイするほど味が増していくボードゲームだった。
妻の感想
結構面白い。
ただ、私は仲が良い人や親しい人以外とはできないかなあ。
自分のイメージと相手のイメージに差があり過ぎてイライラしそう(笑)
コミュニケーションツールとして初対面の人と遊ぶのも。……人によるかな?
娘の感想(中学生)
私は結構好き。
数字が近いときにノーミスで出せたのが、すっごく気持ちが良かった!
数字の例えもいろんな意見が出てきて笑えるし、なるほどってなることも多くて面白い!!
大人目線とはまた違った表現がされていて、プレイしていて面白かったですね
息子の感想(小学生)
変な意見が沢山出てきて面白かった!
好きな給食のテーマでお姉ちゃんとメニューがカブったのに、数字が違ってて不思議だったなあ。
お姉ちゃん変(笑)
息子君、それが価値観というものだよ
iTO(イト)の評価
今回は価値観の違いに爆笑できるボードゲーム iTO(イト)を遊んでみました!
ルールが簡単で対戦要素のない協力ゲームなので、年齢差を感じずに楽しむことができました。
むしろ年齢差や性別差があった方が、価値観のギャップを楽しむことができるので面白かったですね。
答え合わせをしたときに、
「マジか!?」
ってなることも多いですけど、そこはあくまで価値観。
それが原因でギスギスすることはなく、むしろ笑いのタネになります。
特に子供の意見はたびたびぶっ飛ぶことがあるので、とても笑えますよ(笑)
価値観を共有するというゲーム性から、親しい人たちのまだ見ぬ一面が見れたり、逆に関わりの薄い人たちへの理解度が深められたりと、パーティーゲームに最適なゲームでした。
微妙な点としては、参加する年齢層によって使えるテーマが限定されること。
「一人暮らしに必要なもの」
とか
「住みたい国や場所の人気」
とか
知識や経験に頼る必要があるテーマは、低年齢層の子供は参加できません。
なので、小さな子どもと遊ぶ場合は事前にテーマを絞っておくとゲームがスムーズに進みます。
また、最初の方にカードを出してしまうと会話に参加しにくくちょっと疎外感が。
協力、という形で意見は出せますけどね。
小学生との盛上り度 | ★★★★☆ |
中学生との盛上り度 | ★★★★☆ |
大人との盛上り度 | ★★★★☆ |
iTO(イト)の微妙な点
- 抜けたプレイヤーに疎外感が生まれる
- 年齢が低い子どもと遊ぶ場合はテーマが限定される
iTO(イト)の良い点
- 価値観の違いに爆笑できる
- フリートークで自然と盛上れる
- 年齢の違いを感じずに遊べる
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