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こんにちはツカヤです!
今回は初心者から上級者まで分け隔てなく楽しむことのできる協力ゲーム iTO(イト)を遊んでみました。
ルールがシンプルで会話を中心にゲームが進むため、場の空気が自然と盛り上がりますよ!!
iTO(イト)にはクモノイトとアカイイトの2つの遊び方が存在しますが、今回の記事ではアカイイトについて紹介していきます。
▼クモノイトについては下記の記事で紹介しているので、気になる方はぜび読んでみください!
iTO(イト) 価値観のズレを楽しむ協力カードゲームのルールと家族で遊んだ感想を紹介
この記事では主に
- iTO(イト)アカイイトのルール
- iTO(イト)アカイイトを家族で遊んだ感想
について紹介しています。
商品情報 対象年齢:8歳~ プレイ人数:2~10人 プレイ時間:約30分 発売元:株式会社アークライト ゲームデザイン:326(ナカムラ ミツル) イラスト:326(ナカムラ ミツル) カードサイズ:63×88mm、44×63mm 販売価格:\2,200円(税込み) |
目次
iTO(イト)アカイイトってどんなゲーム?
iTO(イト)アカイイトは、2人あわせて「100」になるペアを探し出すことを目的としたボードゲームです!
完全協力型のクノノイトとは異なり、アカイイトは完全な協力型ではなくブラフや裏切りありの半協力型ゲームとなっています。
ときに協力し、ときに裏切り、ゲームの勝利を目指しましょう!
iTO(イト)アカイイトで使用する内容物
iTO(イト)の内容物のうち、アカイイトで使用するものについて紹介します。
①ナンバーズカード 100枚
②テーマカード 50枚
③説明書 2枚
①ナンバーズカード
ナンバーズカード:100枚
1~100の数字とイラストが描かれたカードです。
このカードの数字を使い、ぴったり「100」を目指します。
②テーマカード
テーマカード:50枚
1枚につき2つのテーマ(お題)が書かれたカードです。
カードに書かれたテーマにそって会話を行い、手札の数字を表現していきましょう。
また、獲得したポイントを表すためにも使います。
とても多くのジャンルが存在しているため飽きずに遊べるのですが、その反面、小さな子どもと遊ぶには不向きなテーマも存在するのでゲーム開始前に取り除いておくとスムーズに遊ぶことが可能です。
▼iTO(イト) テーマカードのジャンルについて紹介した記事
iTO(イト)完全協力型ボードゲームのお題一覧 ジャンル分け紹介
③説明書
説明書:2枚
クモノイトとアカイイト、それぞれ1枚ずつ説明書が入っています。
アカイイトで使用するのは赤色のカラーの説明書のみです。
iTO(イト)アカイイトの勝利条件
iTO(イト)アカイイトの終了条件は以下の2つ。
どちらかの条件が満たされた時点でゲームは終了です。
条件①
ペアの数字が「100」ピッタリになる。
条件②
5点以上のポイントを持ったプレイヤーが2人以上になる。
条件を達成したプレイヤーがゲームの勝者となります。
iTO(イト)アカイイトのゲームの準備
iTO(イト)アカイイトのゲームの準備について紹介します。
①ナンバーカードをシャッフルする
②テーマカードをシャッフルする
③スタートプレイヤーを決定する
①ナンバーカードをシャッフルする
ナンバーカードをよくシャッフルし、山札として場に置きます。
ナンバーカードの山札から、各プレイヤーに1枚ずつカードを裏向きで配りましょう。
配られたカードは他プレイヤーに見せないように注意です!
②テーマカードをシャッフルする
テーマカードをよくシャッフルし、ナンバーカードの横に山札として置きます。
③スタートプレイヤーを決定する
スタートプレイヤーを決定します。
決定方法はジャンケンでもサイコロでも自由です。
iTO(イト)アカイイトのゲームの流れ
iTO(イト)アカイイトのゲームの流れについて紹介します。
①テーマを決定
②フリートークスタート
③ペアを決定
④ナンバーカードを公開
⑤ラウンドを繰り返す
①テーマを決定
テーマカードの山札から2枚ほどカードを引きます。
テーマの中から会話が弾みそうなものを選択したら、ゲームスタートです。
②フリートークスタート
スタートプレイヤーから時計回りに、決定したテーマにそって手札の数字を表現しながら会話を行います。(クモノイトとは異なり、順番が決まっている点に注意)
例:テーマが「動物の大きさ」の場合
「1」ならアリ、「100」ならクジラといった具合に表現する
この会話がアカイイトのキモです!
会話の中でペアとなるプレイヤーを探しましょう。
2人の数字を足して「100」になることがベストですが、基本的には100を越えず、より100に近い相手を探す形になります。
手札のナンバーを直接言ってしまうと、即ゲームオーバーとなるので注意! |
③ペアを決定
フリートーク中に良い相手を見つけたと思ったら、ペアになるか誘ってみましょう。
(ペア作りは早い者勝ち)
相手が同意してくれたらペア成立です。
ペアが決まったプレイヤーは手札のカードを伏せます。
1度決まったペアは解消できないので、ペアの成立は慎重に!
④ナンバーカードを公開
可能な限りペアを作ったら、全プレイヤーはナンバーカードを公開!
(なお、プレイ人数が奇数の場合プレイヤーが1人余ります)
ペアが組めなかったプレイヤーと、最後に組んだペアから順にカードを公開していき、全プレイヤーの手札が公開されたら得点計算を行います。
●得点の計算方法 100に1番近いペア :全員に2ポイント 2番目に100に近いペア:全員に1ポイント 3番目以降のペア 100を超えたペア :全員0ポイント ペアが作れなかった人 |
得点計算終了後、各プレイヤーはテーマカードの中から自身が獲得したポイントに該当するカードを探して手元に置きましょう。
⑤ラウンドを繰り返す
テーマ決定から得点計算までを1ラウンドとし、勝利条件が満たされるまでラウンドを繰り返します。
5ポイントを獲得したプレイヤーはゲームから抜け、それ以降抜けたプレイヤーにはナンバーカードは配りません。
ただし、会話には参加してOK。
よかった! これで寂しくない!
アカイイトの特殊ルール
アカイイトだけの特殊なルールについて紹介します。
①運命の相手
②100のペテン師
①運命の相手
「100」ちょうどのペアができた場合、即座にそのペアの勝利となります。
まずありませんが複数のペアで100ちょうどのペアができたら、その全員が勝利です。
もし先に5ポイントを取ったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーは敗北となります。
なんたる理不尽!(笑)
まあ、それだけレアなケースってことですね。
②100のペテン師
100のナンバーカード限定で適応されるルールです。
100を引いたプレイヤーは誰でもいいのでペアになれさえすれば、結果発表のさいに自分にのみ1ポイントが入ります。
ペアを組んだプレイヤーは0ポイントです。
100を引いてしまったプレイヤーは他のプレイヤーの言動に合わせて、ペアになってもらえそうな数字を言ってペアを持ってもらえるように頑張りましょう!
「1人でも100なら誰ともペア組まなくて良いんじゃない?」
と思いたいところですが、100のナンバーカードを持ったプレイヤーもペアが組めなければ0ポイントです。
iTO(イト)アカイイトを家族で遊んだ感想
ウソをついたりつかれたり、ペアを組むための交渉をしたり、クモノイトとはまた違った楽しみがあって結構楽しめた。
個人的にはぜんぜんアリ。
ただ、少人数で遊ぶとどうしてもペアを組む相手の選択肢が減ってしまうので、充分に楽しむにはそれなりの人数が必要かな。
妻の感想
詰まらなくはないけど、大人数で遊びたいかなあ。
人数少ないとペアを組んでも100を越えちゃうことが多いし、組む人間の選択肢も少ないからマンネリ気味。
あと、ゲームから抜けたあとヒマ。
娘の感想(中学生)
フリートークの後にペアを組む交渉が面白かった!
断れないように自分と組むとお得だよってアピールしたり、組む気の無かった人のアピールを聞いたり、クモノイトとはぜんぜん違う楽しみ方があると思う。
息子の感想(小学生)
ペアを組んで成功したときに、2人で一緒に喜ぶことができて楽しい!
iTO(イト)アカイイトの評価
今回は価値観の違いに爆笑できるボードゲーム iTO(イト)アカイイトを遊んでみました!
ペアを組むためにウソをついたり、有利な相手と組むために交渉でアピールしたり、クモノイトとは異なる面白さがあり、同じゲームでありながら新鮮な気分で遊ぶことができます。
コイツとペアを組めればいい感じになる!
と思ったら想像したよりも高い数字で共倒れ!!
みたいなこともあり、価値観の違いによる楽しさもクモノイトと同様に楽しめます。
微妙な点としては、参加人数が少ないとそもそも100以下のペアが作れないケースが多い点。
これに関しては運も関わってくるので一概にはいえませんが、選択肢が少なくなるぶん100越えになることが結構ありました。
どう考えても100を超えるけど、誰と組んでも同じだからしょうがない。
みたいになります。
また参加人数が奇数の場合、プレイヤーが1人確定で余ってしまう点も微妙なところ。
仕方がないとはいえ、ペアが組めないと結構落ち込みます。
小学生との盛上り度 | ★★★☆☆ |
中学生との盛上り度 | ★★★☆☆ |
大人との盛上り度 | ★★★☆☆ |
iTO(イト)アカイイトの微妙な点
- 抜けたプレイヤーに疎外感が生まれる
- 人数が少ないと長期化しやすい
iTO(イト)アカイイトの良い点
- ペアの交渉など、クモノイトとは違った面白さがある
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