※この記事には広告表現を含みます
こんにちはツカヤです!
今回は2021年4月のゲームマーケット2021春で販売されましたボードゲーム
サメマゲドン~解き放たれた融合サメ~を遊んでみました!
私のサイトで紹介するボードゲームの中だと驚くほど新しい
制作・販売はAzb.Studioさん。
サメマゲドン以前だと、偉人の体パーツを融合させてオリジナル偉人(?)を
作るボードゲーム ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~ を制作して
いますね。
こちらも中々スゴイゲームです(笑)
さて、私としては「融合サメ」というキーワードだけで、もうワクワクが抑え
られませんね!
なにを隠そう私は「ウジャシャーク」「シャークネード」といったサメ映画が
大好きなんですよね!
この記事では主に
- ザ・マインド(The Mind)のルール
- ザ・マインド(The Mind)を家族で遊んだ感想
について紹介しています。
家族と盛り上がれるボードゲームを探している人や、購入するか悩んでいる人は、
ぜひ参考にしてみてください!
商品情報 材質:紙製 対象年齢:10歳~ プレイ人数:2~6人 プレイ時間:15分 準備:カード 販売元:Azb.Studio ゲームデザナー:Azb.Studio 販売時期:2021年 販売価格:\1,800円(税込み) |
目次
サメマゲドンってどんなゲーム?
サメマゲドン~解き放たれた融合サメ~は、手札のカードを使って陸海空に対応した
融合サメを作り上げて戦うボードゲームです!
個性豊かな人間や怪物たちが乗り込んだ乗物が沈没する前に「サメマゲドン」をおこし、
より多くの敵(エネミー)を倒して歴史に残る壮大なサメ映画を作りましょう!
サメマゲドンのフレーバーテキスト
あなたは新進気鋭の映画監督です。
映画祭に向けて作品作りのため、メキシコの沿岸部にやってきました。
しかし、突如徒党を組んだ暴徒に襲われセットと機材、予算のほとんどを奪われて
しまいました。
すべてを失い途方に暮れていたあなたのもとに、地元の小さな映画会社からあたな
を助けたいと連絡が入ります。
喜んで映画会社に向ったあなたでしたが、その倉庫にあったのは、過去の様々なサ
メ映画で使ったセットのみ。
あなたは、様々な要素を組合わせてサメの無限の可能性を解き放ち、革新的なサメ
映画を撮ることができるのでしょうか?
すべてを失い途方に暮れた結果、差し出されたのがサメセットの数々!
なんて笑える状況でしょう! 最高です!(笑)
サメマゲドンの内容物
サメマゲドンの内容物を紹介します。
①サメカード 64枚
②エネミーカード 27枚
③イベントカード 3枚
④しっぽカード 20枚
⑤ダブルヘッドカード 6枚
⑥置き場所カード 3枚
⑦説明書 1枚
①サメカード
頭カード 29枚
胴体カード 35枚
計64枚
融合サメの頭と胴体となる山札を構成するカードです。
頭カードには空(赤)、海(青)、陸(緑)の全3色が存在。
左上に点数が、下部に名前が記載されています。
胴体カードには、点数と名前のみが書かれており、属性はありません。
この2種類のカードを組合わせて、独創的なサメを作り出していきます。
②エネミーカード
エネミーカード 全27枚
頭カードと同様に、エネミーカードには空(赤)、海(青)、陸(緑)の
全3色からなる山札を構成するカードです。
左上にエネミー名、左下に点数が書かれており、こちらも中々個性豊か。
右上にはエネミーごとにフレーバーテキストが書かれており、いい味を出し
てます。
個人的には空属性(赤)エネミーの警察のフレーバーテキストがお気に入り
です。
「夢でも見ているのか…? 空にサメなんて…」
それな!(笑)
③イベントカード
イベントカード 全3枚
いきなりサメマゲドンという、サメマゲドンを強制的に発生させるカードです。
山札を構成するカードで、いきなりサメマゲドン以外にイベントカードは存在
しません。
④しっぽカード
しっぽカード 全20枚
頭カードを出したあとに、その頭につけるカードです。
しっぽカードはサメとマグロの2種類が存在。
サメは当然としても、なぜにマグロ(笑)
左上に点数が、下部に名前が書いてあります。
しっぽカードは山札には混ぜず、しっぽカード専用の山札(以下 しっぽ山札)を用意します。
⑤ダブルヘッドカード
ダブルヘッドカード 全6枚
ゲーム開始時に各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
名前の通り頭部が2つ存在するサメが描かれており、点数は存在しません。
すでに場に出している頭カードに装備することで、点数を2倍にすることが
可能です!
なんてお得!!
⑥置き場所カード
空、陸、海の全3種類。
山札から引かれたエネミーカードを置く場所になります。
他のカードと違い、横向きにして場に出しましょう。
⑦説明書
サメマゲドンのルールが書かれています。
公式TwitterへアクセスできるQRコードも載っているので、気になる方は
チェックしてみては?
サメマゲドンのゲームの準備
サメマゲドンのゲームの準備について紹介します。
①置き場所カードを配置する
②山札、しっぽカード山札をシャッフルする
③ダブルヘッドカードを配る
④手札の準備
⑤スタートプレイヤーの決定
①置き場所カードを配置する
空(赤)、海(青)、陸(緑)の3枚の置き場所カードを場にセットします。
順番は特に関係ないので、好きに置いて大丈夫です。
②山札、しっぽカード山札をシャッフルする
山札(頭カード、胴体カード、エネミーカード、イベントカード)と、しっぽ山札を
シャッフルします。
シャッフル後、山札としっぽ山札を場にセットしましょう。
③ダブルヘッドカードを配る
ダブルヘッドカードを各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
余ったダブルヘッドカードは使用しないので、箱にしまっておきましょう。
④手札の準備
各プレイヤーは山札から5枚のカードを引いて手札とします。
(ダブルヘッドカードと合わせて初期手札は6枚)
引いたカードの中に「エネミーカード」と「いきなりサメマゲドン」が入っていた
場合は、カードを山札に戻して新しくカードを引きましょう。
手札が5枚になるまで、これを繰り返します。
サメ(頭カード、胴体カード)以外は手札に出来ないってことですね。
⑤スタートプレイヤーの決定
ジャンケンやサイコロなど、適当な方法でスタートプレイヤーを決定します。
サメマゲドンの戦い
サメとエネミーの戦闘方法について紹介します。
①サメの合計点数を計算
②エネミーの合計点数を計算
③点数の比較
①サメの攻撃力を計算
サメの攻撃力はカード左上の数字を合計することで求めることができます。
同じ属性のサメが複数いる場合は、全部のサメの攻撃力を合計した数値がサメの
攻撃力になるんですね。
プレイヤーAの攻撃力
サメA攻撃力:5点
サメB攻撃力:3点
攻撃力合計 :8点
一匹のサメを強くするも良し!
弱いサメをたくさん作るも良し!
②エネミーの合計点数を計算
いずれかのプレイヤーがサメマゲドンを宣言するか、いきなりサメマゲドンが引かれた
タイミングで選択された置き場所カードのエネミーカードを公開します。
選択可能な属性 ・置き場所カードにエネミーが置かれていること ・該当する属性のサメカードが、宣言したプレイヤーの場に存在すること |
左上の数値を合計した値がエネミーの攻撃力です。
エネミーの枚数が多ければ多いほど、勝利したときに獲得できるポイントが多くなりま
すが、当然エネミーも強くなります。
弱い状態で戦うメリットは少ないけど、強すぎると勝てない。
そこの駆け引きがいい味出してますね。
③点数の比較
まず各プレイヤーのサメカードの攻撃力を比較しましょう。
その中でもっとも攻撃力の高いサメカードを持つプレイヤーが、代表としてエネミーと
戦うことができます。
代表プレイヤーのサメカードとエネミーの攻撃力を比較。
エネミーの攻撃力をサメカードが上回っていればプレイヤーの勝利です。
(同点でもプレイヤーの勝利)
プレイヤー間でサメカードの攻撃力が同点だった場合は引き分けとなり、エネミーを置き
場所カードに裏向きで戻します。
また、バトルに参加したサメは場に残ります。
プレイヤー側の勝利および敗北時にはサメカードとエネミーカードは全て捨て札へ置きま
しょう。
サメマゲドンの勝利条件
ゲーム終了時に各プレイヤーは、獲得したエネミーカードの合計点を計算します。
最終的に合計点がもっとも高いプレイヤーが勝利です!
サメマゲドンのゲームの流れ
サメマゲドンのゲームの流れを紹介します。
①アクションを選択
各プレイヤーは自分ターンに、下記のアクションを選択します。
・カードを引く × 3回
・カードを引く × 2回 + サメカードを場に出す × 1回
・カードを引く × 1回 + サメカードを場に出す × 2回
・サメマゲドンを発動する
「カードを引く」、「サメカードを場に出す」の順番は自由に選ぶことが可能。
サメカードを場に出す → カードを引く → サメカードを場に出す、みたいに
選択することもできます。
ただし、カードは最低でも1回は引かなくてはいけません。
カードを引く
山札からカードを1枚引いて手札に加えます。
エネミーカードを引いた場合は、該当する置き場所カードの上に裏向きで置きま
しょう。
(陸属性のエネミーなら、陸の置き場所カードの上に置く)
その後、再度山札からカードを1枚引きます。
サメ(頭カード、胴体カード)カードが引けるまで、同じ処理を繰り返しましょう。
エネミーカードを連続で引いたとしても、カードを引いた回数にはカウントしません。
サメカードを場に出す
サメカードには「頭カード」と「胴体カード」の2種類があります。
手札のサメカードを以下のルールに従って場に出していきましょう。
●頭カード
頭カードは、単体で場に出すことが可能です。
空(赤)、海(青)、陸(緑)いずれかの属性を持っていますが、トリプル
ヘッドシャークのみ全ての属性を持っています。
頭カードを場に出したあと、しっぽカードを装備しましょう。
装備するしっぽカードは山札から引きます。
●胴体カード
胴体カードは、頭カードとしっぽカードの間に出します。
頭カードと違い、単体では場に出すことはできません。
胴体カードは1つの頭カードに何枚でもくっつけることができます。
なので、1匹のサメをどんどん長くすることも可能。
息子君はせっせと胴体を追加していましたよ(笑)
サメマゲドン
サメマゲドンを宣言することで、置き場所カードに重ねられたエネミーと
戦うことが可能です。
サメマゲドンはターンの最初にのみ宣言できますが、宣言後は他の行動は
選択できません。
エネミーにはサメと同じく空(赤)、海(青)、陸(緑)の3種類があり、
サメマゲドンはいずれかのエネミーを宣言して発動します。
宣言できるエネミーの属性は、置き場所カードにエネミーカードが重ねら
れていることと、自分の場に該当属性のサメカードが存在することです。
なお、対応する属性のサメはすべてバトルに参加しなくてはなりません。
大事に育てた大きなサメは今回パス。弱いサメだけ出す!
みたいなプレイは出来ないんですね~。
これが結構厄介だったりします。
その他のルール
サメマゲドンを遊ぶ上で、重要となってくる細かいルールについて紹介します。
細かい、とは言いましたが、ゲームを進める上で重要となってきます。
沈没状態
置き場所カードにエネミーカードが4枚以上置かれた場合、その置き場所カードは沈没
状態となります。
乗物が飛行機でも車でも沈没扱いです(笑)
置き場所カードを沈没状態にしたプレイヤーは、自分のターン終了時に該当の置き場所
カードをエネミーごと自分の場に置きます。
手順が1周し、沈没させたプレイヤーのターンが終了したタイミングで、エネミーを捨て
札にします。
沈没中に山札から引いたエネミーカードは、沈没状態の置き場所カードに重ねましょう。
装備カード
左上に剣のマークが書かれたカードは、頭カードに装備できる特殊なカードです。
装備できるカードは以下の2つ。
ダブルヘッドシャーク | スタート時に配布されるカード。 頭カードに装備することで、サメの攻撃力を2倍にできます。 |
マスクドシャーク | 頭カードを場に出すとき、その上に重ねて一緒に出します。 重ねることで場に出したサメカードの属性を隠すことが可能です。 |
トリプルヘッドシャーク
トリプルヘッドシャークを頭カードとして場に出した場合、そのサメは全ての属性を
持つことになります。
サメマゲドンが宣言された場合、どの属性だとしても必ず参加する必要があるので
注意しましょう。
少し扱いにくいですが、攻撃力が高く、見た目も派手なので子どもたちには
人気ですね
手札上限について
大抵のカードゲームには付き物の手札上限ですが、ありがたいことにサメマゲドンには
手札上限が存在しません!
引き放題! 溜め放題!
しっぽカードの山札
しっぽカードを場に出していくと、途中でしっぽカードがなくなることがあります。
そのときは捨て札の中からしっぽカードを回収。
再びしっぽ山札を作成します。
なので、しっぽカードの山札がなくなることはありません。
しっぽカードがなくなったから頭カードが出せない!
なんてことがないのは、ありがたいですね。
ゲームの終了条件
山札からカードが無くなったらゲーム終了。
各プレイヤーは、獲得したエネミーカードの合計点数を計算しましょう。
サメマゲドンを家族で遊んだ感想
ストーリーからサメカードのバリエーションまで全力でB級サメ映画感があって
個人的には大満足でしたね。
まさか既存のサメ映画を上回るサメを作れるとは(笑)
ゲーム性としては駆け引き要素もあるので、ネタ抜きにしてもそこそこ楽しめま
した。
妻の感想
面白かった(笑)
なんていうかこう、お酒を呑んで遊びたい。
嫁さんは息子君と一緒にサメ作りで盛り上がっていました(笑)
娘の感想(中学生)
変なサメ作るのに夢中になっちゃった(笑)
サメマゲドンを宣言するタイミングが結構難しかったかな。
駆け引きが出来るとは思ってなかったから、意外と楽しめた。
息子の感想(小学生)
変なサメたくさん作れた!!(笑)
息子君はゲームそっちのけで、ひたすらに満足のいくサメを作っていました(笑)
サメマゲドンの評価
今回はサメマゲドンを遊んでみました!
ゲーム姓よりもネタに振り切ったカードゲームかと思いましたが、意外と駆け引きの
要素もあり楽しめました。
難しい要素もないので小さい子供でもアシストしてあげれば、十分に遊べると思います。
サメマゲドンの微妙な点
- 状況によって間延びすることがある
- ゲーム終了までに思ったよりも時間が掛かる
サメマゲドンの良い点
- ゲームの勝敗に関わらず盛上れる
- 子供受け抜群(特に小さい子ども)
- 意外なことに駆け引きの要素がある
小学生との盛上り度 | ★★★★★ |
中学生との盛上り度 | ★★★★★ |
大人との盛上り度 | ★★★☆☆ |
サメマゲドン以外にも面白いサメのボードゲームがあるので、気になる方はこちらの
記事も読んでみてください!
↓↓↓↓
サメから逃げ延びる絶叫系カードゲーム シャークインパクト
コメント