『Xニムト』のルールとニムトとのルールの違いを分かりやすく紹介

2024年05月

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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!!

今回は少人数でお手軽に戦略的なボードゲームが楽しめる Xニムト遊んでみました

大人気パーティーゲーム ニムトのバリエーションの1つで、2~4人で盛り上がれるようデザインされた作品です。

運要素の多いボードゲームが苦手な人や、少人数で遊ぶことの多い人にオススメ!

 

この記事では

  • Xニムトの詳しいルール
  • 本家ニムトとの違い
  • Xニムトを実際に遊んだみた家族の感想

 について紹介しています。

商品情報
原題:X nimmt !
ジャンル:バースト系
対象年齢:8歳以上
プレイ人数:2~4人

プレイ時間:約25分
ゲームデザイナー:
ヴォルフガング・クラマー
販売時期:2016年
販売元:メビウスゲームズ
販売価格:\1,800円(税込み)

Xニムトは少人数で遊べるボードゲーム

Xニムトは2~4人という少人数で遊ぶためにデザインされたニムトシリーズの1つです。

通常のニムトと違い運に左右される部分がぐっと少なくなっており、より戦略的なボードゲームとなっています。

少人数で遊びたい人や、運要素が強いゲームが苦手な人にオススメしたい作品です。

 

ゲームデザインはヴォルフガング・クラマーとラインハルト・シュタウペ が担当。

マイナス点を取らないように立ち回る、というゲーム性こそ同じですが感覚としては別ゲーとさえいえますね。

Xニムトの内容物

Xニムトの内容物について紹介します。

①数字カード 100枚
②列カード  3枚
③Xカード  4枚
④説明書   1枚

 

①数字カード

1~100までの数字が書かれたカードです。真ん中の数字の上に小さな牛マークが書かれており、このマークの数が失点数となります。

牛マークが1コなら1失点、5コなら5失点です。

ツカヤ
ツカヤ

「55」の数字カードは7失点とかな~りヤバいですね

 

②列カード

3、4、5の各1枚からなるカードです。

場の中央に配置し、書かれた数字はその横におくことのできるカードの枚数を表しています。

 

③Xカード

各プレイヤーに1枚ずつ配ります。

Xカードの横には回収することになったカードを昇順で配置していきましょう。

Xニムトのゲームの準備

Xニムトのゲームの準備について紹介します。

①列カードを場に並べる
②初期カードを並べる
③カードをくばる

 

①カードを場に並べる

列カードを場の中央に3 → 4 → 5 の順に並べます。

 

その後、Xカードを各プレイヤーの前に1枚ずつ配置しましょう。

 

②数字カードを並べる

数字カードをよくシャッフルし山札とします。

 

山札の上から3枚を列カードの横に並べましょう。

これが初期配置の数字カードとなります。

③カードをくばる

各プレイヤーに山札から8枚ずつ数字カードを配ります。

このときカードの数字が見えないように注意!

残った山札はこのラウンドでは使用しないので、箱に戻しておきましょう。

 

Xニムトのルールとゲームの流れ

Xニムトのルールとゲームの流れについて紹介します。

①手札のカードを場に出す
②出されたカードを配置する
③カードを引き取る
④引き取ったカードを処理する
⑤ラウンド終了

 

①手札のカードを場に出す

全プレイヤーは手札から1枚のカードを選び、数字の面が見えないように場に出します。

 

全プレイヤーがカードを出したら、全カードを一斉に公開。

数字がもっとも小さいプレイヤーから順に、カードを配置していきます。

場のカードが「8」「11」「40」「55」なら「8」のカードから配置。

 

②出されたカードを配置する

カードは以下のルールに従って、場に出したカードを列カードの横に配置していきます。

 

ルール①

公開したカードは小さい数字から大きい数値へと順番に並べる。

公開したカードが「8」だった場合、「8」以下の列カードの横にカードを配置していく。

 

ルール②

プレイヤーは列カードに並べられたカードの中で、もっとも数字が近い列に自身が公開したカードを配置する。

 

③カードを引き取る

カードを配置したさいに指定された枚数に達した場合、その列のカードをすべて引き取ります。
(いわゆる「バースト」ってやつですね)

列カードが「3→」なら3枚目にカードを置くと1~2枚目のカードを回収。

3枚目に置かれたカードを列カードの先頭に移動させます。

ツカヤ
ツカヤ

「3→」なら3枚目。「5→」なら5枚目にカードを置いたらバーストってことですね

 

自身が公開したカードの数字が小さくてどの列カードにも配置できない場合、好きな列を1つ選択しましょう。

選択した列のカードをすべて引き取り、公開したカードを列カードの先頭にもっていきます。
(列カードに並んだカードが4枚なら、4枚すべてを回収)

④引き取ったカードを処理する

カードを引き取ってしまったプレイヤーは、引き取ったカードの中から1枚を選びX列に並べます。

残ったカードはすべて手札に加えましょう。

加えたカードは次のラウンドから手札として使うことができます。

なお、引き取ったカードが1枚の場合はX列にそのカードを置き、手札にはなにも加えません。

 

X列とX山について

X列にカードを置くさいのルールは、列カードにカードを置くさいと同じです。

ただし異なる点が1つ!

X列に並べるカードは小さい順にカードを置く、というルールさえ守られていれば何枚置いてもOKなんです。

理屈上はすべてのカードを置くことができます。

まあ、まずムリですけどね(笑)

 

では、X列にカードを置くことができない場合の処理について紹介します。

 

引き取ったカードの数字がすでに置かれているカードの数字よりも小さく、カードを置くことができない場合はX列のカードをすべて回収。

 

回収したカードはすべてX列カードの横に裏向きで置き、X列の先頭には引き取ったカードを置きましょう。

2枚回収していた場合、残った1枚は手札に加えます。

 

⑤ラウンド終了

ターン終了時にいずれかのプレイヤーの手札がなくなっていたら、その時点でラウンド終了。

全プレイヤーは得点の計算を行います。

 

得点計算は以下の①、②の合計で求めます。

①手札に残ったカードの牛マークの数

②X山(X列カードの横に置かれた山札)の牛マークの数×2

 

手札の牛マークの数が5つ。X山の牛マークの数が9つの場合、失点数は23点となります。

Xニムトのゲーム終了と勝利条件

Xニムトは2ラウンド目が終わった時点でゲームが終了します。

通常版ニムトのように失点数などの条件はなく、2ラウンド終了した時点で強制終了。

2ラウンドの失点数を合計し、もっとも少ないプレイヤーが勝者です!

ツカヤ
ツカヤ

強制終了なのでどこで失点するかの判断も重要になってきますね

Xニムトと本家ニムトとの違い早見表

Xニムトと本家ニムトとの違いについて紹介します。

 ニムト  Xニムト 
数字カードの数104枚100枚
手札の枚数10枚8枚
必要な物数字カード数字カード、Xカード、列カード
得点計算回収したカードの牛マークの数回収したカードの牛マークの数
+
X山の牛マークの数×2
ゲーム終了条件いずれかのプレイヤーが失点数66点に達する2ラウンド終了する

Xニムトを実際に遊んだ家族のレビュー

Xニムトを実際に家族に遊んでもらった感想を紹介します。

妻の感想

本家のニムトよりは、運要素が少なくて個人的には好きかな。

ただ、どっちのニムトもなにも考えずに遊んだ方が勝てる気がする(笑)

娘の感想(高校生)

面白かったけど、ニムトとどっちが面白いかって言われると困るかなあ。

どっちも面白いんだけど、大きな差があるかと言われるとピンとこなかった。

息子の感想(小学生)

Xニムトよりもニムトの方がいいかな。

Xニムトの方は計算が面倒だし、覚えるルールも多いし。

ニムトの方が簡単に遊べるからボクは好き。

Xニムトの評価

今回は少人数で遊ぶためにデザインされた Xニムトを紹介しました。

本家のニムトと異なりややルールが難しくなっていますが、高い戦略性に運要素をできるだけ削ったゲーム性は本家ニムトにはない面白さがあります。

また、特殊ルールを採用しなくても少人数で遊ぶことができる点もありがたいところ。

大人数遊ぶのは楽しいのですが、人を集めるのは大変ですからね(笑)

小学生との盛上り度★★
中学生との盛上り度★★
大人との盛上り度★★

 Xニムトの微妙な点 

  • ニムトよりも複雑なので子どもには少し遊びにくい

 Xニムトの良い点 

  • 少人数プレイ用に最適化されている
  • 運要素が少ないので戦略性が高い

 

今回の記事はどうだったでしょうか?

他にも面白いボードゲームをたくさん紹介していますので、よかったら別の記事も読んでみてくださいね!!

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