ザ・ゲーム 手軽に遊べる協力型ボードゲームのルールと家族で遊んだレビューを紹介

2023年09月

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こんにちはツカヤです!

今回は大迫力のパッケージに思わず目が止まってしまうカードゲーム ザ・ゲーム
遊んでみました!

迫力のデザインに反して、本ゲームは全プレイヤーが協力して勝利を目指す協力ゲーム
となっています。

皆でワイワイ騒ぎながら相談し、98枚もあるカードを使い切ることが出来たら勝利!

「相談あるなら簡単にクリアできるでしょ?」

と、始める前の私も思っていたんですが、いやあ難しかった(笑)

この記事では主に

  • ザ・ゲーム(The Game)のルール
  • ザ・ゲーム(The Game)のシリーズ
  • ザ・ゲーム(The Game)を家族で遊んだ感想

について紹介しています。

家族と盛り上がれるボードゲームを探している人や、購入するか悩んでいる人、遊び方が
知りたい人はぜひ参考にしてみてください!

商品情報
原題:THE GAME on Fire
材質:紙製
対象年齢:8歳~
プレイ人数:1~5人
プレイ時間:約20分
準備:
カード
発売元:
株式会社アークライト
ゲームデザナー:シュテファン・ベンドルフ
カードサイズ:91×59mm
販売日:2016年
販売価格:\1,980円(税込み)

ザ・ゲーム(The Game)ってどんなゲーム?

ザ・ゲームは皆で相談しながらカードを出していき、すべての手札を
使い切ったら勝利という協力型カードゲームです!

大迫力のパッケージに反して、皆でワイワイ騒ぎながら遊べるので家族でプレイする
とかなり盛り上がれます。

一時期はAmazonでプレミアがつくほどの人気ゲームであり、品薄が続いていました
が最近は普通に購入可能です。

受賞歴

ドイツ年間ゲーム大賞2015 ノミネート

フレーバーテキスト

封印されている悪魔のあたまの僚属たちがうごめきだした。

このままでは悪魔が復活する!

それを阻止するため、あなたがた悪魔バスターの面々は、みな協力してそうした僚属たち
倒していかねばならない。

あなたがたの協力が功を奏し、充分な数の僚属たちが倒されたなら、悪魔の復活は阻止され、
平和が保たれるだろう。

ベスト尽くし、1匹でも多くの僚属たちを倒すのだ!

謎の大迫力パッケージの訳がこれだったわけですね~。

ザ・ゲーム(The Game)の内容物

ザ・ゲーム(The・Game)の内容物について紹介します。

①カード
②拡張カード
③ルールシート

①カード

カード 102枚(内 結界カード 4枚、僚属カード 98枚)

ザ・ゲーム(The Game)には、全102枚のカードが入っています。

内4枚は昇順降順カード(結界カード)となっており、昇順カードと降順カードがそれぞれ2枚。

残りの98枚は数字カード(僚属カード)となっており、2~99までの数字が書かれています。
(各1枚)

②拡張カード

拡張カード 全6枚

通常のプレイに使用するカードとは別に、拡張ゲーム用の青色のカードが6枚
入っています。

拡張カードは22、33、44、55、66、77の全4種類。

ゲームに馴れてきたら拡張カードを含めて遊んでみましょう!

③ルールシート

ルールシート 1枚

ザ・ゲーム(The Game)のルールについて書かれています。

株式会社アークライトの公式サイトにアクセスできるQRコードも記載されているので、
気になる方は覗いてみては?

ザ・ゲーム(The Game)のゲームの準備

ザ・ゲーム(The・Game)のゲームの準備について紹介します。

①昇順・降順カード(結界カード)を並べる
②数字カード(僚属カード)をシャッフルする
③スタートプレイヤーを決定する

①昇順・降順カード(結界カード)を並べる

昇順・降順カードを縦一列に並べます。
(上から昇順カードを2枚、降順カード2枚の順)

②数字カード(僚属カード)をシャッフルする

数字カードをひとまとめにして山札とし、よくシャッフルしましょう。

シャッフル後、山札の上から各プレイヤーに数字カードを配ります。

配るカードの枚数は以下の通り。

プレイヤー数:1人初期の手札枚数:8枚
プレイヤー数:2人初期の手札枚数:7枚
プレイヤー数:3~5人初期の手札枚数:6枚

カードを配ったあと、山札は昇順・降順カードの横に置きます。

③スタートプレイヤーを決定する

カードを配ったあと、話し合いによってスタートプレイヤーを決定します。

話し合いで決められなさそうなら、ジャンケンやサイコロで決めるのもあり。

個人的には素直に話し合いで決めた方が、ゲームがスムーズに進むと思います。

自分の手札と相談できますからね。

ザ・ゲーム(The Game)のゲームの流れ

ザ・ゲーム(The・Game)のゲームの流れを紹介します。

①手札を場に出す
②山札からカードを引く
③手番を回す

①手札を場に出す

スタートプレイヤーは手札からカードを1枚ずつ場に出します。

昇順カード(数字が1のカード)の場所には、置かれている数字カードよりも大きい数字を。

降順カード(数字が100のカード)の場所には、置かれている数字カードよりも小さい数字を
置きます。

場に出すカードは2枚以上であれば何枚でもOK!
(山札が切れた場合は1枚以上)

ただし、調子に乗って無計画に出し過ぎるとゲームがキツくなるので注意。

我が家では息子君がガンガン出しまくって、早々に積みかけました(笑)

●相談(コミュニケーション)について
ザ・ゲーム(The Game)では、他プレイヤーの手札を見ることが出来ない代わりにコミュニケーションを取ることが許可されています。

他プレイヤーと相談しながら、場に出す数字カードを決定していきましょう。


ただし、注意する点が1つ。

相談するさいに、手札に持っている
具体的な数字や、それを推測できるような情報を出すことは禁止です。

ただし、それ以外であればどんな相談をしてもOK。

「そこには置かないで!」

「ここの列を空けといてほしい!」

といった感じ。

コミュニケーションを取りながら、数字カードを置く場所や数字の大きさを決めゲームクリアを目指しましょう!

②山札からカードを引く

手札のカードを出し終わったら、山札の上から出した分のカードを引きます。

手番終了時、必ず手札を元の枚数に戻しましょう。

山札が無くなったら、カードを引く必要はありません。

山札を引かずにゲームを続行します。

③手番を回す

スタートプレイヤーがカードを引き終えたら、左隣りのプレイヤーへ順番に手番を回します。

特別ルール 10もどし

数字カードを場に出すときは、必ず降順・昇順のルールに従ってカードを出す必要があります。
(降順カードの場所には少しずつ小さい数字を置いていく、といった具合)

ただし、例外としてこのルールを逆転することができるんです。

その名も、10もどし(逆戻り)!!

10もどしは以下の条件を満たすことで発動することができます。

●発動条件
いま1番上に置かれている数字カードよりも、ちょうど10だけ大きい(小さい)数字カードを
出すことで降順と昇順のルールを逆転できます。

例1:昇順

1番上のカードが「85」の場合、「75」を出すことが可能。
それ以降は、「75」よりも小さい数字カードを出していきます。



例2:降順

1番上のカードが「13」の場合、「23」を出すことが可能。
それ以降は、「23」よりも大きい数字カードを出していきます。

終盤になれば終盤になるほど、この10もどしが効果を発揮します。

10もどしを上手に使って、ゲームをスムーズに進めましょう!

ザ・ゲーム(The Game)の終了と勝利条件

ザ・ゲーム(The・Game)の終了と勝利条件について紹介します。

手番のプレイヤーが2枚以上(山札が無い場合は1枚以上)のカードを場に出すことが
出来なくなったらゲーム終了です。

ゲーム終了後、全プレイヤーの手札と山札の合計枚数を数えます。
(山札が無い場合もあり)

カードの合計枚数が9枚以下ならプレイヤーの勝利!

0枚なら完全勝利です!!

ただし、10枚以上残ってしまった場合はプレイヤー側の敗北となります。

カード合計数が9枚以下プレイヤー側の勝利!
カード合計数が0枚プレイヤー側の完全勝利!!
カード合計数が10枚以下プレイヤー側の敗北

ザ・ゲーム(The Game)のシリーズ作品

ザ・ゲーム(The・Game)には、いくつかのシリーズ作品が登場しています。

ザ・ゲーム(The Game)のパッケージが怖い! という人でも抵抗なく遊べる作品も
あるので気になる人はチェックしてみては?

クワンチャイ・モリヤ版 ザ・ゲーム

大迫力の基本版とは異なる、明るくポップなデザインのクワンチャイ・モリヤ版。

「ザ・ゲームのデザインが苦手!」

という人におススメです。

ザ・ゲーム:エクストリーム

ザ・ゲーム:エクストリームは、基本版の違い「命令カード」が入っています!

命令カードには、「手札補充1枚」や「10もどしできない」といったゲームの難易度を
アップする効果が。

「さらに難しいゲームに挑戦したい!」

という人におススメ!

ザ・ゲーム:フェイス・トゥ・フェイス

ザ・ゲーム:フェイス・トゥ・フェイスは、基本版とは異なり2人対戦専用のゲームと
なっています!

「ザ・ゲームを遊びたいけど人が集まらない!」

「協力よりも対戦が好き!」

「コミュニケーション取る暇があるなら、相手を攻撃したい!」

といった人におススメですね!

ザ・ゲーム(The Game)を家族で遊んだレビュー

迫力の見た目に反して、まさかの協力型カードゲーム!

そのギャップだけで個人的には大喜びでしたね(笑)

内容はとてもシンプルなので遊びやすく準備も簡単。

ちょっとした時間で遊べるので、子供たちが寝る前の少しの時間で遊べるのも良いですね。

コミュニケーション必須なので、会話も自然と増えるのも良し。

ただ、ゲーム自体は運にかなり左右される部分も大きいので、詰むときは驚くほど簡単に
詰みます(笑)

妻の感想

シンプルなのに思った以上に難しいゲームだった。

頭も使うし、協調性も必要だし、全員がクリアするために頑張らないといけない。

家族で遊ぶのも楽しいけど、個人的には大人同士でやる方が面白いかなあ。

あと、小学生には少し難しいかも。

妻は思った以上にハマったのか、かなり熱くなっていましたね~

娘の感想(中学生)

ワイワイ相談できるし、いろいろ考えることがあって面白かった。

けど、結構難しかったなあ。

馴れてくればもっとスムーズに進められそうだから、もっとプレイしないな。

うんうん、と悩んでいましたが結構楽しそうでしたね

息子の感想(小学生)

次に出すカードを考えるのが大変だった。

4カ所あるからどこに出せばいいか悩んじゃうし、コミュニケーションも難しかったなあ。

ザ・マインドの方がボクは簡単で好き。

息子君にはちょっと難しかったみたい。情報を曖昧に出すというのも苦手の様子

ザ・ゲーム(The GAME)の評価

今回はプレイヤー全員でワイワイ騒ぎながらクリアを目指す、ザ・ゲーム(The・Game)
を遊んでみました!

数字カードを昇順降順に合わせてカードを出していくだけ、こんなシンプルなルールなのに
難易度はなかなか高かったです。

じゃあ、家族で楽しめないのかというとそうではなく。

「そこは出さないでくれると助かる!」

「すごく飛ぶけど、手札的にここしか出せない! ゴメン!」

「こっちは出さないでくれると、なんとかなる」

とか、ワイワイ騒げて難易度が気にならない楽しさでした。

なお、失敗する野次が飛んでくる模様(笑)

ルールもシンプルなので覚えやすく、準備も少ないのですぐに遊べます。

ただ、小学生(低学年)が十分に楽しむにはちょっと厳しい、というのが
プレイした感触ですね。

小学生との盛上り度★★
中学生との盛上り度★★
大人との盛上り度★★

 ザ・ゲーム(The GAME)の微妙な点 

  • パッケージが良くも悪くも怖い(小さい子はちょっとビビる)
  • 小さい子どもにはちょっと難しい
  • 運要素がそこそこ強い

 ザ・ゲーム(The GAME)の良い点 

  • 相談ありなので、自然と盛上れる
  • 勝利したときの連帯感がスゴイ!
  • 難易度が丁度いいので、何度も遊びたくなる

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