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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!!
日本の夏の風物詩といえば花火!
昔は家族でよく行ったものですが、最近は高校生になった娘から拒否られるしまつです。
これが成長か。悲しいっ!!
さてそんな悲しいことになってしまった花火ですが、こっちの花火は拒否られない!
流石はゲーム!!
ゲームは全てを救う!!(大げさ)
ということで、今回は夫婦・親子の2人からでも遊ぶことのできる協力型ボードゲームの傑作 花火(Hanabi)第ニ版を紹介していきます。
この記事では
- 花火(Hanabi)の遊び方
- 花火(Hanabi)の初心者向け攻略法
- 花火(Hanabi)第1版との違い
- 花火(Hanabi)は2人でも盛上れるのか
について紹介していきます。
商品情報 ジャンル:協力型 対象年齢:10歳~ プレイ人数:2~5人 プレイ時間:約30分 発売元:ホビージャパン ゲームデザイン:Antoine Bauza 販売時期:2023年10月 販売価格:1,760円(税込) |
目次
花火(Hanabi)は2人から遊べる協力ゲーム
花火(Hanabi)とは、花火大会で火薬と導火線と発射薬を誤って混ぜてしまったうっかり者の花火師辞めさせろそんなヤツ!となって、花火の完成を目指す協力ボードゲームです。
ゲーム中に各プレイヤーは自分の手札を見ることができず、他プレイヤーからのヒントを頼りにしてカードを場に出していきます。
これがまあ、ムズかしい。
ムズかしいのですが、そのムズかしさを乗り越えて花火を完成させたときの達成感はなんとも言えません!
プレイ人数も2人から5人と幅広く、家族4人で遊んだときはもちろん、妻と2人で遊んでも盛り上がることができました。
花火(Hanabi)の内容物
以下花火(Hanabi)の内容物となります。
花火カードに描かれたイラストは特別キレイというわけではないのですが、繋げてみるとなかなかに見栄えが良いです。
①花火カード(80×80mm) 55 枚
②ヒントトークン 8 枚
③エラーカード 3 枚
④ルールシート 1枚
花火(Hanabi)の準備
花火(Hanabi)の準備について解説します。
①8枚のヒントトークンを箱のフタの中に入れたあと、3枚のエラーカードを青の面を上にして並べましょう。
②50枚の花火カードをすべてをよくシャッフルし、山札として場に置きます。
③プレイ人数に応じた花火カードを各プレイヤーに配ったら、ゲームの準備完了です。
なお、各プレイヤーは自分に配られた花火カードを見てはいけません!!
プレイヤー人数 | カード枚数 |
2~3人 | 5枚 |
4~5人 | 4枚 |
花火(Hanabi)のルールとゲームの流れを解説
花火(Hanabi)のルールとゲームの流れを解説します。
①スタートプレイヤーの決定
②アクションを選択
③ゲームの終了とポイント計算
①スタートプレイヤーの決定
花火では最もカラフルな洋服を着たプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、時計回りに手番を進めていきます。
どうしても先手を取りたい!! という人は、アロハシャツなどの派手派手な服を着ておきましょう!
②アクションを選択
ターンプレイヤーは以下の3つのアクションの中から1つを選択。その後、手番を隣のプレイヤーに移します。
①他プレイヤーにヒントを教える
②ヒントトークンを回復する
③花火カードを1枚プレイする
以下注意点
・アクションを選択せずにパスすることはできません。
・あるプレイヤーの手番に、他プレイヤーが口出しすることは禁止です。
(子供や初心者と遊ぶとき、馴れるまではアドバイスしても良いと思います)
①他プレイヤーにヒントを教える
ターンプレイヤーは箱の中のトークンを1枚取り出し、フタの横に置きます。
トークンは全プレイヤー共有で、これが無くなるとヒントを出すことはできません。
ご利用は計画的に!
教えることができるのは「一種類の色」「一種類の数字」のどちらかです。
色について教える場合は、手札にある1種類の色をすべて教える必要があります。
例えば「赤」の場所を教える場合に、手札の中で複数の「赤」があった時はそのすべての場所を教えないといけません。
手札の中に複数の「赤」があるのに、1枚だけ教えるということは出来ないってことですね。
数字について教える場合も同様で、手札にある1種類の数をすべて教える必要があります。
「1」が複数あるのに、その中の1枚の場所だけ教えることはできません。
一か所だけ教える、なんてことができたらメチャクチャ楽なんですけどね。
複数箇所を同時に教えるというルールが一見有利なようで、意外と足を引っ張ってくるんです。
②ヒントトークンを回復する
手札の中のカードを1枚選んで捨て札にします。
捨て札はフタの横に数字面を表にして、1つの山にしておきましょう。
その後、箱の外に出していたヒントトークンをフタに戻してから山札から花火カードを1枚引きます。
カードを引くときは数字面を見ないように注意!!
このプレイがメチャクチャ重要で、捨てるカードを間違えるとゲーム進行が遅れたり花火が完成しなくなってしまいます。
う~ん。これかな?
パパ! それは捨てちゃダメ!
③花火カードを1枚プレイする
手札の中の花火カードを1枚選んで場に出します。
数字は「1 → 2 → 3 → 4 → 5」の小さい順で置くことが可能です。
「1 → 3」みたいな置き方はNG。
また連番だとしても色が異なっていた場合もNGとなります。
出した花火カードの数字が、場に出ている花火カードと連番になっていればプレイ成功です。
出した花火カードを場に出ている花火カードの列に加えます。
場に置ける色は各1色で計5列。
「1」に関しては同色がなければ、無条件に成功となります。
プレイを続けていき無事「1~5」までの花火カードを並べることができたら、ボーナスとしてヒントトークンを1つフタの中に戻すことが可能です。(使用されたヒントトークンが無い場合は特になにもしません)
連番とならずプレイが失敗した場合は、その花火カードを捨て札としてエラーカードを1枚裏返しましょう。(赤の面が表になるようにする)
プレイの成功失敗に関わらず、プレイヤーは山札の上から1枚花火カードを引きます。
カードを引くときは数字面を見ないように注意!!
③ゲームの終了とポイント計算
花火のゲームの終了条件は以下の3つ。
①エラーカードが3枚とも赤い面になった場合
②5色の花火がすべて完成した場合
③山札の最後のカードが引かれた場合
①エラーカードが3枚とも赤い面になった場合
エラーカードが3枚ともめくられた場合、その時点でゲームは終了。ゲームオーバーとなります。
②5色の花火がすべて完成した場合
山札がなくなる前に5色の花火が完成した場合、その時点でゲームは終了。
プレイヤーの完全勝利です!!
プレイヤーは最高点となる25ポイントをゲットできます。
これはかなり難しく、僕も完全クリアを見たことは1度もありません。
③山札の最後のカードが引かれた場合
山札の最後のカードが引かれた場合もゲームは終了です。
最後にカードを引いたプレイヤーも含めて、各プレイヤーは1回ずつ手番を行います。
全プレイヤーの手番が終わったら、その時点での得点計算を実施。
場に並べられた5色の花火カードのなかで、最も大きな数字の合計になります。
画像は11ポイントゲットした状態です。
花火(Hanabi)の攻略法を解説
花火(Hanabi)の初心者向け攻略法を2つ解説していきます。
①手札は右捨て左出し
②ヒントの出ていない右端の花火カードを捨てる
ちなみに、我が家は「攻略法? なにそれ美味しいの?」みたいなノリなのでブッチャケ攻略法は使っていません。
攻略法を使うことで点数をぐっと上げることができますが、ゲームに参加するメンバーによっては嫌がられる場合もあるので注意しましょう。
①手札は右捨て左出し
新しく引いた花火カードは左端に入れ、元々手札にあった花火カードは右へと移動させる。
という攻略法です。
この攻略法に従って手札を入れ替えていくと左にいくほど新しく、右にいくほど古くなります。
これにより後述する「②」の攻略法を活かすことができるだけでなく、ヒントをもらった際にも新しい方の花火カードを出して欲しがっているという判断にも繋がるんですね。
②ヒントの出ていない右端の花火カードを捨てる
花火においてヒントトークンはとっても重要です。
ですが、手札を適当に捨ててしまうと重要な数字を捨ててしまうかもしれませんよね。
そんなリスクを減らすための攻略法が「ヒントの出ていない右端の花火カードを捨てる」です。
「①手札は右捨て左出し」の攻略法を徹底していた場合、新しいカードは左に古いカードは徐々に右端に移動していきます。
その段階までヒントの出なかった花火カードであれば、不要である可能性が高いため捨てるリスクが低いということです。
花火(Hanabi)の第一版と第二版の比較
花火(Hanabi)の第一版と第二版の違いについて解説します。
花火の第一版と第二版では基本となるルールに違いはありません。ただしコンポーネント面でさまざまな違いがあります。
以下第一版と第二版の比較結果。
第一版 | 第二版 | |
箱 | 金属製 | 紙製 |
花火カード | 正方形 | 長方形 |
エラーカード(赤トークン) | 丸型 | カード型 |
花火(Hanabi)を実際に遊んだ家族の感想
花火(Hanabi))を実際に遊んだ家族の感想を紹介します。
妻の感想
どの情報を教えるか、誰に教えるのか考えるのが少し難しいかな。
子供たちも楽しんで遊んでくれてたけど、家族で遊ぶにはもう少し子供たちの成長を待ちたいかな。
娘の感想(高校生)
互いに捨て札にあるカードと出ているカードを見ながら自分の手札を考えるのが楽しかった。
息子の感想(小学生)
上手くカードが出せたときは嬉しいけど、ちょっと難しかった。
お姉ちゃんのヒント良く分からなかったし。
本来のルールでは手番以外のプレイヤーの発言(アドバイス含み)は禁止ですが、我が家では息子君のターンのみアドバイスOKにしています
花火(Hanabi)2人でも楽しめる協力ボードゲームのレビュー
今回は皆で協力して花火を完成させる協力型ボードゲーム 花火(Hanabi)を紹介しました。
妻のお気に入りのボードゲームで、僕も好きなのですが正直に言って難易度はかなり高いです。
僕もバンディドやザ・ゲームなど色々な協力ゲームを遊んできましたが、難易度は上位に入ります。
大人やボードゲーム経験者向けといった印象ですね。
実際小学生の息子君には難しかったようで、終始苦戦していました。
4人プレイでギリギリ、2人プレイだとお手上げといった感じ。
とはいえゲームとしての面白さは抜群なので、小学生以上のメンバーで遊ぶのであればむしろ丁度いい難易度と言えます。
妻と2人で遊んだときはかなり盛り上がり、花火が完成したときはテーブル越しにハイタッチしちゃいました。
メンバーは選びますが、協力ゲームが好きな人や2人で遊べるタイプのボードゲームを探している人にはオススメです!
小学生との盛上り度 | ★★☆☆☆ |
高校生との盛上り度 | ★★★★☆ |
大人との盛上り度 | ★★★★★ |
花火(Hanabi)の微妙な点
- 難易度が少し高めなので子供には難しい
花火(Hanabi)の良い点
- 皆で協力して進めるので、場が盛り上がる
- 見た目がお洒落
- 夫婦や友人2人でも楽しめる
今回の記事はどうだったでしょうか?
他にも面白いボードゲームをたくさん紹介していますので、よかったら別の記事も読んでみてくださいね!!
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