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こんにちは!
子持ちボードゲーマーのツカヤです!!
今回は2人から10人まで幅広い人数で遊べるドイツ生まれの傑作ボードゲーム ニムトを家族4人(妻、中学生娘、小学3年生息子)で遊んでみました!
「ニムトを2人で遊びたいけどパーティーゲームみたいだし盛上るか不安」
「ニムトで遊んでみたいけどルールがよく分からない!?」
「ニムトは家族で遊んでも楽しめるかな?」
傑作ボードゲームとしてそれなりの知名度を誇るニムトですが、実際に購入を考えたときにこんな悩みを持ったことはありませんか?
この記事では
- ニムトの基本ルールと2人でも盛上れる追加ルール
- ニムトはつまらないのか
- ニムトを家族で遊んだ感想
- ニムトのレビューと評価
について紹介しています。
商品情報 原題:6 nimmt! ジャンル:バースト系 対象年齢:8歳以上 プレイ人数:2~10人 プレイ時間:約45分 ゲームデザイナー:ヴォルフガング・クラマー 販売時期:1994年 販売元:メビウスゲームス 販売価格:\1,200円(税込み) |
目次
ニムトは2人でも大人数でも遊べる万人向けのパーティーゲーム
ニムトは6枚目のカードを置かないように注意しながら、手札のカードを場に出していくバースト系カードゲームです。
うん。実にシンプル!(笑)
これだけ聞くと
「え!? それのなにが面白いの??」
と思われてしまいそうですが、実際にプレイしてみると駆け引きあり、運要素あり、戦略ありと傑作とよばれるのも納得の面白さと奥深さがあります。
またプレイ人数は2人から10人までと幅広く、追加ルールも複数存在するためさまざまな場面で盛上ることができるんです!
●ニムトの受賞歴 ・年間ゲーム大賞 ノミネート ・ドイツゲーム大賞1位 ・ドイツカードゲーム賞 |
ニムトの内容物
以下がニムトの内容物です。
①数字カード 104枚
②説明書 1枚
数字カードには1~104までの数字が書かれています。真ん中の数字の上に小さな牛マークが書かれており、このマークの数が失点数です。
牛マークが1コなら1失点、5コなら5失点。
ニムトではこの失点数をいかに抑えるかが重要となってきます。
ニムトのゲームの準備について
ニムトのゲームの準備について紹介します。
①山札をシャッフルする
②手札を配る
③4枚のカードをセット
①山札をシャッフルする
104枚のカードをすべてをよくシャッフルしましょう。
けっこう幅があるので、我が家では3山ぐらいに分けてシャッフルしています。
②手札を配る
各プレイヤーに山札から10枚ずつカードを配ります。
数字が書かれた面が見えないよう注意!
③4枚のカードをセット
山札から4枚のカードを縦に4枚並べます。
このカードは数字面を表にして、全プレイヤーに見えるようにしましょう。
ニムトのルールと遊び方
ニムトのルールと遊び方について紹介します。
①カードを場に出す
②カードをオープンする
③カードを配置する
④6枚目のカードを置いてしまった場合
⑤ラウンド終了
①カードを場に出す
各プレイヤーは手札のカードの中から1枚を選び、裏向きで場に出します。
そのとき数字が見えないように注意!
②カードをオープンする
全プレイヤーがカードを出したら、いっせいに場に出されたカードをオープンします。
③カードを配置する
オープンしたカードの数字が小さいプレイヤーから順に、以下のルールにしたがってカードを配置していきます。
プレイヤーA:74 プレイヤーB:66 プレイヤーC:32 プレイヤーD:50 上記の場合、プレイヤーC → D → B → Aの順にカードを並べていく |
●カードを置くさいのルール
・カードを置ける場所は、自身のオープンしたカードの数字よりも小さい数字のカードの横に置く
・小さい数字が複数ある場合、オープンした数字ともっとも近い数字の横に置く
なお、場にセットされたどのカードよりもオープンしたカードの数字が小さかった場合は、カードを置くことができません。
そのときは好きな列を1つ選択し、そこに置かれたカードをすべて失点として回収。その後オープンしたカードを列の先頭の位置に移動します。
このカードはどこにも置けないな、と思ったら並べられたカードが少ないうちに出してしまうのも手ですね
④6枚目のカードを置いてしまった場合
ニムトでは1列につき5枚までしかカードを置くことができません。
では、6枚目を置いてしまったらどうなるのか?
その場合はカードを置いた列の1~5枚目までのカードをすべて回収し、6枚目に置いたカードを列の先頭にもっていくことになります。
回収してしまったカードは手札ではなく、失点として扱います。
ぐえええ、大量失点だぁぁぁぁぁ
⑤ラウンド終了
手札の10枚のカードを使い切ったらそのラウンドは終了です。
ラウンド終了時に66失点に達したプレイヤーが出るまで、この流れを繰り返します。
ニムトの勝利条件
ニムトではラウンド終了時に66失点に達したプレイヤーが出た時点でゲームは終了となります。
その時点でもっとも失点数が少ないプレイヤーが優勝です!!
66失点と聞くとけっこう掛かりそうですが、実際にプレイしてみると一気に失点が伸びることがあるので長いとは感じませんでしたね
ニムトは追加ルールで2人でも盛上れる
ニムトの追加ルールについて2つほど紹介します。
どちらも基本的なルールはそのままですが、少人数でのプレイに向いたものです。
特に倫理は2人プレイがおススメ!
2人でじっくり遊びたい、という人はぜひ遊んでみてほしいです!
私はこっちの方が好き~
戦略(4人以下がおススメ!)
使用するカードの数字が分かった状態でプレイされるルールです。
使用するカードの枚数はプレイ人数+4枚。
数字の1から順番にカードを使用し、それ以外のカードは使いません。
そのため、ラウンドが進むにつれて使われたカードと使われていないカードが分かってくるため、基本ルールよりも読み合いを楽しむことができます。
逆に人数が多くなってくると、ラウンド経過による読み合いが成り立たなくなるので大人数でのプレイには向いていません。
●プレイ人数とカード枚数の例 3人プレイの場合:1~34までのカードを使用 4人プレイの場合:1~44までのカードを使用 |
倫理(2人でのプレイがおススメ!!)
使用するカードの枚数はプレイ人数+4枚。
戦略と違うところは、手札となるカードをランダムで配るのではなくプレイヤー自身が選ぶところです。
2人プレイの場合、1~24のカードをすべて表向きで広げましょう。 プレイヤーは広げたカードの中から1枚ずつ、交互にカードを選んでいきます。 手札が10枚になるまで続け、残った4枚のカードを場にセット! あとは基本ルールと同じようにゲームをプレイします。 |
手札選びの段階からすでに駆け引きがはじまっており、基本ルールのニムトとは別ゲー感すらありますね。
個人的にはかなり好みなのですが、子どもと遊ぶにはちょっと不向きだったかな。
実力の近い人と遊ぶとかなり盛り上がりますよ!
ニムトには2人プレイ用などたくさんのバリエーションが!
ニムトには赤箱ニムトや11ニムトなど多くのバリエーションが存在します。
その中でも私がおススメしたいのがXニムトです。
「少人数用の追加ルール気に入った!!」
という人には特にオススメ!
Xニムト!は最初から2人用にデザインされた作品なので、2人で遊ぶのであればより盛上ることができますよ!(ルール上は最大4人まで遊ぶことが可能)
Xニムトの記事はこちら
▼▼▼▼
『Xニムト』のルールとニムトとのルールの違いを分かりやすく紹介
●ニムトのバリエーション紹介
・Xニムト!
11ニムト、ニムト ボードゲーム など
ニムトを実際に遊んだ家族の感想
妻の感想
そこそこ面白かった。
考える要素は多いけど、個人的には深く考えないほうが上手くいくことが多い気がする(笑)
運ゲーではないんだけど、運に任せた方がいいというかなんというか。
娘の感想(中学生)
失点を出来るだけ取らないようにワザと並べられないカードを出して回収したり、考えることが多いのが良い感じ。
運だけでゲームの勝敗が決まらないところが面白いね。
息子の感想(小学生)
どのカードを出せばいいのか、場に出ているカードを見ながら考えるのが面白かった!
友達とも遊んでみたいな~。
ニムトの口コミ つまらない、という評価はなし
ニムトの口コミを紹介します。
つまらない! といった悪い評判はみつかりませんでした。
ニムトのまとめ レビューと評価
小学生との盛上り度 | ★★★☆☆ |
中学生との盛上り度 | ★★★☆☆ |
大人との盛上り度 | ★★★★☆ |
ニムトの微妙な点
- 少人数で遊ぶ場合は運要素が減ってしまう
ニムトの良い点
- 2人から10人までと幅広いプレイ人数に対応できる
- 遊び方のバリエーションが多い
- ルールを覚えやすい
今回は2人から10人まで遊ぶことができるドイツ生まれの定番カードゲーム ニムトを紹介しました!
6枚目に置かないように手札のカードを出すだけ!
というメチャクチャ簡単なルールながら、運あり・駆け引きあり・戦略ありという幅広い人たちにオススメしたいボードゲームでした。
運要素があるから初心者や子どもでも上級者や大人に勝つことができる。
でも駆け引きや戦略もあるから運だけのボードゲームでもない。
追加ルールもあるので、人数の増減にも難なく対応。
(特に2人用ルールはかなりお気に入り)
と、定番と言われるのも納得の傑作ボードゲームでした。
準備も片付けもすぐにできて、小さいから持ち運びも簡単なので個人的にはかなり満足しています。
強いて微妙な点をあげるとすれば、少人数用の追加ルールで遊ぶ場合は運要素が大きく減るので大人と子どもで遊ぶには向かない点。
とはいえ、大人同士や子ども同士で遊ぶのであれば気になることはないと思います。
また、運要素はいらない! という人にはむしろオススメな点と言えるでしょう。
今回の記事はどうだったでしょうか?
他にも面白いボードゲームをたくさん紹介していますので、よかったら別の記事も読んでみてくださいね!!
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