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こんにちはツカヤです!
今回はドイツ生まれの大人気ボードゲーム「カタンの開拓者たち」! のカードゲーム版を遊んでみました!
その名もカタン(CATAN)カードゲーム!!そのまんま!!
基本セットとは違い使用するのはカードのみ!
なんとなく別物感もありますが、果たして楽しめるのか?
この記事では主に
- カタン(CATAN)カードゲームのルール
- 基本セット カタンの開拓者たちとの違い
- カタン(CATAN)カードゲームを家族で遊んだ感想
について紹介しています。
家族と盛り上がれるボードゲームを探している人や、購入するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください!
商品情報 材質:紙製 対象年齢:8歳~ プレイ人数:2~4人 プレイ時間:25~45分 準備:カード 発売元:株式会社ジーピー 梱包サイズ:15.2 x 9.5 x 2.5 cm ゲームデザナー:クラウト・トイパー 販売時期:2011年 販売価格:\1,320円(税込み) |
目次
カタン(CATAN)カードゲームってどんなゲーム?
ドイツ生まれのボードゲーム カタンの開拓者たち(以下カタン(CATAN))。
日本だけでなく世界でも「ボードゲームの王様」と言われるほどの絶大な人気を誇っています。
そのボードゲームの雰囲気をそのままに、完全カードゲーム化したのが本作品です!
簡単・短時間で遊べるカタン(CATAN)カードゲームは、ボードゲームと違いカードを数枚並べるスペースさえあれば、気軽にどこでも楽しめちゃいます!
カタン(CATAN)スタンダード版に関しても記事を書いているので、良かったら覗いてみてください!
【初心者向け】カタンの遊び方・ルールと家族で遊んだ感想を紹介!
カタン(CATAN)の受賞歴
ボードゲームの王様というだけあり、カタン(CATAN)は数多くの賞を受賞しています!
受賞歴
・1995年 ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)大賞
・1995年 ドイツゲーム大賞(Deutscher Spiele Preis)1位
・1996年 オリジンズ賞(Origins Award) 外国語翻訳ボードゲーム部門
・1999〜2000年 日本テーブルゲーム グランプリ1位
・2004年 チェコ年間ゲーム大賞 大賞
・2005年 ポーランド年間ゲーム大賞 大賞
・2005年 米ゲームマガジン ゲームの殿堂
カタン(CATAN)のシリーズ作品
カタン(CATAN)には、基本セットとカードゲーム版以外にも数多くのシリーズ作品が発表されています!
基本セットをベースに追加して遊ぶ追加セットや、基本セット不要で単体で遊べる独立作品があるんです。
シリーズ作品
・GP カタンの開拓者たち 航海者版
カタン(CATAN)カードゲームと基本セットとの違い
以下がカタン(CATAN)カードゲームと基本セットとの大まかな違いです。
①収録されているコンポーネント
②プレイ人数
③ルール
①収録されているコンポーネント
カタン(CATAN)カードゲームと基本セットでは、収録されているコンポーネントが異なります。
カタン(CATAN)カードゲームは、カードゲームと名前にある通りカードを使ってゲームを行うため、基本セットに収録されているタイルやチップなどが存在しません。
持ち運びには便利ですが、基本セットに馴れている人からすると少し物足りないかも?
基本セットの収録内容(★はカタン(CATAN)カードゲーム未収納品)
・枠+資源タイル ★
・数字チップ ★
・開拓地+都市+街道コマ ★
・資源カード
・発展カード ★
・サイコロ ★
・サマリーカード ★
・ボーナスカード ★
・説明書
カタン(CATAN)カードゲームの収録内容
・資源カード
・建設カード
・運命カード
・説明書
②プレイ人数
カタン(CATAN)カードゲームは、人数2人からプレイが可能です。
基本セットも2人からプレイは可能ですが、特別ルールを設けた場合のみ。基本的に3人以上のプレイを想定しています。
③ルール
カタン(CATAN)カードゲームで使用する道具は、カードのみです。
タイルの準備も必要なければ、コマを配置する必要もありません。
また、基本セットの醍醐味でもある交渉が存在しないんですね。
代わりに山賊のようなプレイになります(笑)
「ええ! じゃあ、楽しみ半減じゃん!?」
という交渉ガチ勢さんも居ると思いますが、小学生や交渉ベタな人からはむしろ好評化でした。
カタン(CATAN)カードゲームの内容物
カタン(CATAN)カードゲームの内容物を紹介します。
・資源カード 67枚
・建設カード 38枚
・運命カード 1枚
・建設コストカード 4枚
・説明書 1枚
資源カード
建設に必須となるアイテムが、この資源カードです。
資源カードは全67枚で種類は全5種。
山札や市場、他プレイヤーの手札から資源カードをゲットしていきます。
木材カード
丸太が描かれたカードです。
街道、開拓地 を建設するために必要になります。
レンガカード
レンガが描かれたカードです。
街道、開拓地 を建設するために必要になります。
小麦カード
小麦が描かれたカードです。
騎士、開拓地、都市 を建設するために必要になります。
羊毛カード
羊が描かれたカードです。羊毛、じゃなくて本体じゃね?
騎士、開拓地、都市拡充 を建設するために必要になります。
鉱石カード
石が描かれたカードです。
騎士、都市、都市拡充 を建設するために必要になります。
建設カード
ゲームを有利に進め、勝利するために必須となるカードが建設カードです。
必要な建設コスト(資源カード)を消費することで、建設カードをゲットできます。
建設カードは全38枚で種類は全5種類。
①開拓地カード
②都市カード
③都市拡充カード
④街道カード
⑤騎士カード
①開拓地カード
ゲームスタート時点で全プレイヤーに1枚ずつ渡される建設カードです。
勝利ポイント1点を保有しており、基本的にこのカードを発展させることで勝利を目指します。
開拓地カードの裏側は、都市カードとなっています。
表裏一体!!
②都市カード
開拓地カードの裏面に描かれたカードです。
勝利ポイント2点を保有。
都市カードは、開拓地カードをグレードアップする以外の方法ではゲットできません。
都市へとグレードアップした時点で、都市カードに描かれた効果を実行します。
効果は全2種類。
ゲームが有利に進むこともあれば、むしろ自分が不利になってしまったり。
何が出るかは裏返すまでのお楽しみです!
③都市拡充カード
都市カードの上に重ねて使用する建設カードです。
勝利ポイント3点を保有。
高い勝利ポイントを保有しているだけでなく、カードによって様々な効果をもっています。
基本的に都市のように一回限りの効果ではないため、取れば取るだけゲームを有利に進められるようになるんです!
個人的なお気に入りは大学ですね~。
●都市拡充カードの種類(全6種)
・城壁
・教会
・商人ギルド
・図書館
・大学
・議事堂
④街道カード
ゲームスタート時点で全プレイヤーに1枚ずつ渡される建設カードです。
勝利ポイント1点を保有。
街道カードを持つことで山札、市場、他プレイヤーの手札から資源カードを交換することができます。
また、所有する街道カードが多ければ多いほど、資源カードの交換回数が増加。
たくさん資源カードを交換したい場合は、街道カード獲得を目指しましょう!
街道カードにはA面とB面があり、交互に重ねていきます。
A面が1枚目。A面は資源カードの交換権増加、B面は勝利ポイントアップ。
⑤騎士カード
騎士カードをもつことで、山札から補充される資源カードの枚数を1枚増やすことができます。
街道カードと同じくA面とB面を交互に重ねていき、A面は補充枚数増加、B面は勝利ポイントアップとなります。
運命カード
運命カードは全プレイヤーに影響を与えるカードです。
市場や山札などと同じく、ゲーム開始時に場にセット。
スタート時は白矢印を上にしておきましょう。
運命カードは街道・騎士カードを他プレイヤーから取るさいに、対象となるプレイヤーを決定するときに使います。
白矢印の場合はプレイヤーの左隣から、黒矢印の場合は右隣のプレイヤーからカードを取りましょう!
建設コストカード
建設コストカードは、建設に必要なコストの一覧が表示されたカードです。
各プレイヤーの手元に置いておくと、迷うことなく建設カードを交換することができます。
説明書
カタン(CATAN)カードゲームの説明書です。
ルールに馴れるまでは手元に置いておくとすぐに確認出来て便利ですよ。
カタン(CATAN)カードゲームの準備
カタン(CATAN)カードゲームを始めるための準備について紹介します。
①プレイヤー人数に合わせてカードを取り除く
②建設カードを場に準備する
③資材カードをシャッフルする
④資材カードを場に準備する
⑤ゲーム開始時に街道と開拓地を配る
⑥運命カードを場に準備する
⑦スタートプレイヤーを決定する
①プレイヤー人数に合わせてカードを取り除く
プレイヤーの人数に合わせてカードを取り除きます。
(4人プレイの場合は全カードを使用するので、取り除く必要なし)
3人で遊ぶ場合
右下に4人用マークがあるカードを全て取り除きます。
2人で遊ぶ場合
右下に4人用マークがあるカードと、3人用マークがあるカードを全て取り除きます。
②建設カードを場に準備する
建設カードを種類別に分けます。
街道カードと騎士カードはA面にして場に置きましょう。
開拓地/都市カードは、よく混ぜてから開拓地面を上にして場に配置。
都市拡充カードは表面を上にして場に配置します。
(効果が全プレイヤーに見える状態になりますが問題なしです)
左から順に街道、開拓地/都市、騎士、都市拡充カードの山を順番に並べましょう。
③資材カードをシャッフルする
資材カードを良くシャッフルします。
シャッフルが甘いと羊毛カードだけが延々と現れ続けるという地獄のようなことも起きるので気を付けましょう(笑)
おすすめはファローシャッフル!
④資材カードを場に準備する
裏面を上にした山札を場に置きます。
山札から資材カードを5枚めくり、表面を上にして市場として並べましょう。
市場を配置したあと、各プレイヤーの3枚ずつ資源カードを配ります。
配った資材カードが各プレイヤーの手札です。
⑤ゲーム開始時に街道と開拓地を配る
各プレイヤーに街道カードと開拓地/都市カードを1枚ずつ配ります。
配られた2枚のカードは、各プレイヤーの手元に並べましょう。
街道カードはA面、開拓地/都市カードは開拓地面を上にして置きます。
⑥運命カードを場に準備する
運命カードを白い矢印面を上にして場に置きます。
2人で遊ぶときは不要です。また、矢印の方向はプレイの順番ではありません。
⑦スタートプレイヤーを決定する
ジャンケンやサイコロなどでスタートプレイヤーを決定しましょう!
勝った人から時計回りにゲームを進めていきます。
カタン(CATAN)カードゲームの勝利条件
自分ターンに合計10ポイント以上になったプレイヤーが勝者です!
簡単に達成できそうですけど、他プレイヤーからの妨害などもあって意外と達成できません。
カタン(CATAN)カードゲームのゲームの流れ
カタン(CATAN)カードゲームのゲームの流れを紹介します。
①資材カードを交換
②建設カードを獲得する
③資産カードを引く
①資材カードを交換
自分のターンになったら、手札の資源カードを1対1で交換します。
(交換しなくてもOK)
a:山札との交換
手持ちの資源カードを捨て、捨てた枚数と同じ枚数分、山札から資源カードを引きます。
b:市場との交換
市場にほしい資源があれば、手札の資源と交換可能です。
交換できる枚数は、街道カード(A面)の枚数まで。
c:他プレイヤーの手札と交換
交換するプレイヤーを決めたあと、相手プレイヤーの手札を見ない状態でカードを選択します。
そのあと、手札からいらない資源カードを相手プレイヤーに渡しましょう。
引いた資源カードが気に入らなかったら、そのカードをそのまま戻してもOK。
資源カードを複数交換するときは、1枚は市場、1枚は他プレイヤーの手札、という方法で交換することも可能です。
街道カードを1枚も持っていない場合
山札とのみ資材カードの交換が可能です。交換できるのは1回(1枚)のみ。
街道カードを持っている場合
山札、市場、他プレイヤーの手札、の3パターンの中からどれとも交換が可能です。
交換できる回数は保有している街道カードの内、A面の枚数分です。
(A面の街道カードが2枚なら、2回(2枚)交換可能)
②建設カードを獲得する
資源カード交換後、建設カードを獲得します。
(獲得しなくてもOK)
開拓地、都市、都市拡充、街道、騎士カードの中から好きなカードを選択。
必要な資源カードを支払うことで、選択したカードを獲得できます。
支払った資源カードは捨て札に置きましょう。
1ターンで建設できるのは各種類1つまで。種類が異なるものなら複数建築可能。
(街道カードを2枚獲得はNG。街道カード1枚と騎士カード1枚はOK)
必要な資源が手札に無いけど交換はしたい! そんなときは、同じ資源カード3枚を任意の資源カード1枚として扱うことが可能です。
(羊毛カード×3枚を木材カード×1枚として扱える)
③資源カードを引く
資源カード交換、建設カード獲得が終了したら、最後に山札から資産カードを2枚引きます。
A面の騎士カードが手元にあれば、その枚数分山札から追加で資源カードを引くことが可能です。
資源カードを引いたら次のプレイヤーにターンが移ります。
カタン(CATAN)カードゲームを家族で遊んだ感想
最初は資源コスト覚えられるかな? と小学生の息子君が遊べるか心配だったけど、2~3回教えたら意外にもすんなり覚えてくれてビックリでしたね。
じゃあ、なんで遊ばせた
難しくて嫌だとすぐに飽きることもなく、娘よりも息子君の方が喰い付きが良くてこれも意外。
(娘の喰い付きも結構良かった)
基本セットと比較すると驚くほど遊び方が簡単だったので、入門編としては丁度いい感じ。
妻の感想
良くも悪くも簡単だった。子供と軽く遊ぶ分には十分だとは思う。
交渉とかまともに機能しないし。
娘の感想(中学生)
建設コスト考えながら資源カードを管理するの面白い。
ただ、パパたちに全然勝てなかったからしばらくはいいかな(笑)
息子の感想(小学生)
お姉ちゃんたちの資源カードとか街道カードとか奪うの楽しい!
(息子君は交渉よりも盗賊の方が性に合ってるよう(笑))
カタン(CATAN)カードゲームの評価
今回はカタン(CATAN)カードゲームを遊んでみました!
基本セットと比較して色々な面で軽量化されている当ゲームな訳ですが、良くも悪くも簡単でした(笑)
年齢にはよると思いますが、子供と遊ぶ分には十分楽しめると思います。
ただ、何度も何度も続けて遊びたいかというとちょっと微妙でしたね。
とはいえ、ボードゲームとして詰まらないかというと全然そんなことはないので、気になる方は遊んでみてはどうでしょう。
小学生との盛上り度 | ★★★★☆ |
中学生との盛上り度 | ★★★☆☆ |
大人との盛上り度 | ★★☆☆☆ |
カタン(CATAN)カードゲームの微妙な点
- 交渉の楽しみが無い
- 展開がややワンパターン
カタン(CATAN)カードゲームの良い点
- 基本セットと比べていろいろな面で簡単なので小さな子供でも遊べる
- ルールがシンプルで子供受けがいい
今回の記事はどうだったでしょうか?
他にも面白いボードゲームをたくさん紹介していますので、よかったら別の記事も読んでみてくださいね!!
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