【初心者向け】カタンの遊び方・ルールと家族で遊んだ感想を紹介!

2024年01月

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こんにちはツカヤです!

今回はドイツ生まれの大人気ボードゲーム カタンの開拓者たち(以降 カタン(CATAN))を遊んでみました!

1995年にドイツから発売されて以降、世界で2,000万個以上が販売された大ヒットボードゲームで様々な言語・バリエーションが存在します。

賞金付きの大きな大会も開催されており、その人気のほどが伺える作品ですね!

この記事では主に

  • カタン(CATAN)の初心者向けのルール
  • カタン(CATAN)のオンラインゲームについて
  • カタン(CATAN)を家族で遊んだ感想

について紹介しています。

商品情報
対象年齢:8歳~
プレイ人数:3~4人

プレイ時間:60分
発売元:
株式会社ジーピー
ゲームデザイン:Klaus Teuber(クラウス・トイバー)
販売時期:1995年
販売価格:\4,400円(税込み)

カタン(CATAN)とはどんなゲーム?

カタン(CATAN)は1995年にドイツで発売されたボードゲームであり、現在では3大ボードゲームの1つにも数えられているほどの人気を博します。

プレイヤーは大航海時代に発見された無人島「カタン」を開拓し、島をいち早く発展させることを目的としたボードゲームです。

戦略だけでなく、運や交渉力などあらゆる要素が詰め込まれており、シンプルながら奥深いゲーム性に1度プレイしたらついつい何度も遊びたくなってしまいますよ!

また、カタン(CATAN)には様々な拡張版やバリエーションが存在しています。

下記の記事でカタン(CATAN)カードゲーム について紹介しているので良かったら読んでみてください!
カタン(CATAN)カードゲームのルールを徹底紹介! 家族で遊んだ感想や基本セットとの違いも解説

カタン(CATAN)の内容物

カタン(CATAN)の内容物について紹介します。

①海フレーム


②地形タイル(丘陵・森林・牧草地・畑・山地・砂漠の6種類)


③数値トークン(2~12の№が書かれたトークン。7はありません)


④資源カード(レンガ・木材・羊毛・小麦・鉄鉱石の全5種類)


⑤街道・開拓地・都市のコマ(赤・青・黄色・白の全4種類)


⑥盗賊コマ


⑦発展カード


⑧建設コストカード


⑨最長交易路・最大騎士力 カード

⑩説明書

カタン(CATAN)の準備

カタン(CATAN)の準備について紹介します。

①ゲームボードの組み立て
②カードとコマを用意
③初期コマの配置

①ゲームボードの組み立て

海フレームと地形タイルを使い、ゲームボードの組み立てを行います。

次に、数値トークンを地形マスの上に配置。

地形タイル・数値トークンをどこに置くかは説明書に記載されているので、それを参考にしましょう。

②カードとコマを用意

各プレイヤーに建設コスト表1枚と、選択した色のコマ(開拓地5個、都市4個、街道15個)を配ります。

コマに関しては、そこそこ量がある上に軽くて小さいので、収納しておく用の小箱を用意しておくと楽ですよ

③初期コマの配置

全プレイヤーでダイスを振り、1番大きな数字を出したプレイヤーから時計回りでゲームをスタートします。

スタートプレイヤーから順番に、なにも置かれていない交差点(タイルの角)に開拓地を1つ配置。

その開拓地から伸ばす形で街道を1つ、好きな方向(タイルの辺)に置きましょう。
(2~4番目のプレイヤーも同様のアクションを実施)

全プレイヤーが1つ目の開拓地を配置し終えたら、最後に開拓地を配置したプレイヤーから反時計回りに同じ手順を行います。
(プレイヤーが4人なら、4番目のプレイヤーが。プレイヤーが3人なら3番目のプレイヤーから2度目の開拓地を配置していく)

開拓地を置く場所は戦略的にかなり重要な要素ですが、馴れるまではあまり深く考えなくてもOK

開拓地はどこに置いてもOKですが、すでに開拓地が置かれている交差点と隣り合うところには置けないので注意!

カタン(CATAN)のルール・遊び方

カタン(CATAN)のルール・遊び方について紹介します。

①ダイスを振る
②アクションを選択
③ターン終了

①ダイスを振る

ターンプレイヤーは、自身のターンのはじまりにサイコロ2つを振りましょう。

ダイスの合計値と同じ数字の地形タイルすべてから資源が出ます。
(サイコロ2つの出目合計が「10」なら、「10」の地形タイルから資源を出る)

資源の出た地形タイルに面する開拓地をもっている全プレイヤーは、面している開拓地1つにつき1枚(都市の場合は2枚)の資源カードを受け取ることが可能です。

資源の出た「10」の地形タイルに、開拓地が2つ面していたプレイヤーは資源を2枚貰えるってことですね。

息子が1か所に大量の開拓地を置いていて、メチャクチャ資源をゲットしていたときは笑っちゃいましたね

●ダイス目で「7」が出たら??
地形タイルに「7」という数字は存在しません。

「じゃあ何も起きないの?」

と思ってしまいそうですが、そんなことはありません!

ダイス目の合計が「7」の場合、資源は出ませんが盗賊コマが動き出します。

このとき、資源カードを8枚以上持っているプレイヤーは資源の半分(端数切捨て)を山札に戻さなくてはいけません。
(例:資源カードが9枚なら4枚捨てる)

「7」を出したターンプレイヤーは盗賊コマを好きな地形タイルの上に移動(移動しないはNG)。

その後、ターンプレイヤーは盗賊コマを移動させた地形タイルに接した開拓地(または都市)をもつプレイヤー(複数人いるなら1人選ぶ)の資源カードの中からランダムで1枚奪い取ることができます。

なお、盗賊コマが置かれた地形タイルからは、盗賊コマが移動するまで資源は出ません。

②アクションを選択

資源の受け取り終了後、ターンプレイヤーは以下の5つの中からアクションを選択します。

A:資源カードの交換
B:街道・開拓地を建設
C:開拓地を発展させる
D:発展カード(チャンスカード)の購入
E:発展カードの使用

アクションの順番は決まっておらず、何度行ってもOKです。

うまくアクションを選択して、ゲームを有利に進めましょう!!

A:資源カードの交換

プレイヤーは自分の持っている資源カードを以下の方法で交換することができます。

●他プレイヤーと交換
他プレイヤーと交渉することで資源カードを交換してもらうことができます。
交換レートは決まっていないので、両者が納得できればどんなレートでもOK。

ただし、カードをタダであげることは出来ないので注意!

娘たちは妻には低レートなのに、私には何故か厳しめなんだよなあ(笑)

●銀行での交換
同じ種類の資源カード4枚を山札に戻すことで、好きな種類の資源カード1枚をゲットできます。
とはいえ、レートが高すぎなので個人的にはおススメは出来ませんね。足元みやがって

●港での交換
港がある交差点に開拓地(または都市)が置かれていれば、以下のレートで資源カードを交換できます。

専門港(2:1)

指定された資源カード2枚と好きな資源カード1枚
(木材のイラストが描かれている専門港なら木材2枚が必要)

交渉以外の資源交換はここが1番低レート。資源が余っているのであれば、ガンガン利用することをおすすめします。

一般港(3:1)

同じ資源カード3枚と好きな資源カード1枚

B:街道・開拓地を建設

特定の資源カードを支払うことで街道と開拓地をゲームボード上に置くことができます。

街道と開拓地を増やすことで、ポイントがゲットできるだけでなく、より多くの資源をゲットできるのでかなり重要。

積極的に増やしていきましょう!

街道を伸ばすことで最長交易路カード(2ポイント)を貰えるのですが、我が家ではいつも妻に取られてしまいます

C:開拓地を発展させる

特定の資源カードを支払うことで、ゲームマップ上に配置された自分の開拓地を都市に発展させることができます。

都市になると保有するポイントとゲットできる資源が倍に!

資源カードの消費は痛いですが、こちらも積極的に狙っていきたいですね。

私は発展させるのが好きなので、毎度ガンガン狙っていきます。

後半にゲットできる大量の資源は気持ちが良すぎる!!(笑)

D:発展カード(チャンスカード)の購入

指定された資源カード(小麦、羊毛、鉱石 各1枚)を山札に戻すことで、発展カードの山札からカードを1枚引くことができます。

購入した発展カードは他プレイヤーに見られないよう、裏にして自分の前に置きましょう。

発展カードは購入した次のターンから使用可能です。

●発展カードの種類
・騎士カード:盗賊コマを動かすことが可能。3枚使うと「最大騎士力カード(2ポイント)」ゲットのチャンス

・ポイントカード:買ったすぐに1ポイントになる

・進歩カード:全3種類。どれも強力な効果を持ったカードなのでゲット出来たら超ラッキー

運がいいとスゴク強いカードが引けるので、娘と息子は積極的に引きにいってます

E:発展カードの使用

自分ターンであれば、いつでも発展カードを使用することができます。

ただし、1ターンに使用できる発展カードは1枚のみ。

どのタイミングで使用するのかが重要なので、戦況を冷静に判断しましょう。

なお、発展カードは購入したターンには使えません。

③ターン終了

選択できるアクションが無くなったらターン終了です。

左隣りのプレイヤーに手番を移し、手番をもらったプレイヤーは同じ流れで①~②の手順を行います。

カタン(CATAN)の勝利条件

カタン(CATAN)では、自分の開拓地と都市、ボーナスカード、ポイントカードの合計点が10ポイントを越えたプレイヤーが勝者となります。

ただし注意点が1つ!

合計点が10ポイントに達したとしても、自分ターンに勝利宣言をしないと勝者とはなりません。

「10ポイント取ってたのに負けた!!」

なんてことがないように注意です(笑)

カタン(CATAN)はオンラインゲームでも楽しめる!!

カタン(CATAN)はアナログゲームだけでなく、オンラインゲームでも楽しむことができます!

カタン(CATAN)に限った話ではありませんが、ボードゲームは複数人で遊ぶことが基本となるゲームです。

そのため、

「カタンを遊びたいけど、遊び相手が集まらない!!」

なんてことも。

ですが、カタン(CATAN)は複数のサイトでオンライン対戦を楽しむことができるんです。

カタン(CATAN)を試しに遊んでみたい、という方はぜび試してみてください!!

●参考サイト
今日も今日とて平和です

カタン(CATAN)を家族で遊んだ感想

家族で遊ぶときは軽量級ゲームがメインなので、子どもたちに遊べるかな?

とか少し不安だったんだけど、意外や意外。

初プレイこそ息子へのサポートが必要だったものの、結構すんなり遊ぶことができちゃったよ。

子供たちの成長が感じられると同時に、もう少し重めのゲームも遊べるのでは?

とか、こっそりワクワクする私(笑)

ゲームとしては個人的にかなり好きなジャンルだからガンガン遊びたいんだけど、いかんせん1ゲームあたりの時間が長いから、寝る前とかの隙間時間に遊べないのが残念。

妻の感想

いろんな要素もあるしボリュームもちょうどいい。なかなか面白いと思うよ。

ただ、このボリュームのボードゲームを遊ぶのが初めてだからだろうけど、ルールがちょっと分かり難かったかな?

す、すんません。もっと分かりやすく説明できるよう精進します

娘の感想(中学生)

盗賊コマの要素がいい!

手札がたくさんあるから自分のターンにいろいろ出来る! と思ってたのに「7」が出たせいで手札が半分にされたりするから、自分の手番が回ってくるまでハラハラできるのが楽しかった。

それに盗賊コマをつかって相手を妨害したり、されたりできるのも良い。

発展カードを引きまくって強い効果のカードで一発逆転! そんなロマン要素があるのも個人的に好きなポイントかな。

ロマンを求める気持ちはよく分かる(笑)

息子の感想(小学生)

建築したり、交渉したり、資源とったり、全部面白かった!

息子はマイクラとか好きなのこともあってか、開拓モチーフのゲームは好きみたいですね

カタン(CATAN)の評価

今回は賞金付きの世界大会も開催されているドイツ生まれの大ヒットボードゲーム カタンの開拓者たち スタンダード版(カタン(CATAN))の遊び方・ルールを初心者向けに紹介してみました

ゲームマップや資源カード、開拓地コマなど必要な物が多いためルールが複雑なのかな?

と思ってしまいますが、実際にゲームをプレイすると思った以上に簡単ですぐにゲームに熱中することが可能。

小さな子どもには少し難しいと思いますが、小学生低学年ぐらいであれば大人がサポートしてあげれば十分に遊べちゃいます。

どうやって交渉しようか? 資源カードは今使うべきか? どこに開拓地を作ればいいか?

考える要素がいくつもあり、簡単ながらとても奥深く、高い戦略性のあるゲームです。

「ボードゲームにも馴れてきたし、そろそろ時間のかかるボードゲームも遊んでみたい!」

そんな中量級ボードゲーム初心者向けのボードゲームと言えるのではないでしょうか。

また、交渉やサイコロの出目に皆でワイワイ騒ぐこともできるので、家族で遊ぶには最適なゲームですね!

微妙な点としては、準備に少し時間が掛かること。

大人同士で遊ぶのであれば問題ないと思いますが、すぐに遊びたい子供からすると少しジレッたいみたいですね。

また、海フレームの接合部など雑に扱うと破損する恐れがあります。

我が家では初プレイの後片付けの時、息子が強引に引っ張ったため接合部がめくれてしまいました。

小学生との盛上り度★★
中学生との盛上り度★★
大人との盛上り度★★

 カタン(CATAN)の微妙な点 

  • 準備、片付けに少し時間がかかる

 カタン(CATAN)の良い点 

  • 交渉を通してコミュニケーション能力が身に付く
  • サイコロの出目に皆でワイワイ盛り上がれる

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